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ボイトレとErykanBadu

今朝は #喜劇 を聴きながらスタート
この頃は、朝、目覚めてすぐ、スマホのAppleを開き、自分で作った星野源さんやMewSuppasitさん、周興哲さんのプレイリストを流しながら、身支度から朝食の準備まで、ずっと音楽を聴いている。
なんでこんなになったかな、不思議な気分。

今週の火曜日、ほぼ二週間ぶりにボイトレに行ってきた。

音楽談義、楽しかったな

今回はすぐ発声練習をせず、前回話した、私の最近のお気に入り タイのミュージシャン MewさんのMVを一緒に観て、次に、トレーナーさんがお気に入りだという、Erykah Badu さんのMVを観た。
どういうところが好きか、声の特徴について話したり…歌う時間は減ったけど、たまにこんな時間もいいなぁ。

あとで、Twitterの友人に教えてもらって思い出したのだが、この女性。
先日、放送されて、大いに話題となった「星野源のおんがくこうろん」という番組で、取り上げられていた。
声に多様性を孕んでいて、R &Bを素敵に歌い上げている。
不規則性の妙、かっこいい。

ひとしきり聴いたり、音楽の話をして楽しんだあとは、発声練習から。
前回、「あ」で曲を歌う練習をしたのが、感覚的に声帯を使っているな、閉じてるなという実感があったので、二週間みっちり「あー」で歌を歌う練習をしてきた。

そのせいか、音域がだいぶ広くなった気がしていて、実際、低い声はもちろん、中くらいの音程、高音も地声を使う歌い方で歌ったところ、スムーズにしかも綺麗に高い音まで出たのには、自分でもびっくり。
トレーナーさんも、ここまで出るとは思わなかったらしく、いつも以上にいいですねと言ってくれた。
「”あ”の音で歌を歌う練習をしていたら、自然に出るようになったんです」と話したら、トレーナーさんが「思わぬ効用がありましたね、副産物ですね、初めて聞きました」と驚いていた。
実際、この「あ」だけで曲を歌う練習は、歌いやすく、喉に負担もかからないので楽。しかも段々通りがよくなるので、これからも続けていこうと思っている。

今回は、口の形と舌の位置について、詳しく学んだ。
ひとつの音を出す場合と、二音を続けて出す場合とでも、口の形や舌の動きや位置は変わる。
それを毎回、一つずつ学んでいくのだから、ひとっ飛びに上手くなるはずはなくて、根比のよう。
時間のほとんどを、発声練習に費やしてるのを楽しいと感じられているからいいけれど、それが嫌、辛いと感じるひとだったら、続かないだろうなと思う。

メモリーも、結局、発声練習で終わってしまった。
でも、またひとつコツを教えてもらった。(サ行の歌い方、息をできるだけ漏らさずに歌う)

終わってから、トレーナーさんが「源さんの "喜劇" 聴きました。不思議に近い雰囲気ですね」と話してくれて、なんと「不思議の次はこれですね」と言われて慌てた。
だって…難しいんだもん。

源さんの曲は、リリースするたびに予想を遥か超えたところに、私たちを連れて行ってくれる。今回も最初に聴いた瞬間、えっ!なにこれ??という感じで、ついていくのがやっとだった。
歌うとなると、繰り返し、繰り返し聴いて覚えなくては。

すでに、脳内再生されて、ふとした瞬間に、喜劇の最初のフレーズが聴こえてくる。聴くほど癖になるのは相変わらず。
まだまだ若い源さん。現在でこうなのだから、これから10年、20年、30年先はどうなっているんだろう。
最終的にはどこへ行っちゃうんだろう、想像がつかない。


ボイトレのトレーナーさんと話していたら、生徒さんのなかで、今までのように、気楽に歌を聴けなくなったというひとがいると言っていた。
私もそのひとり。
ついつい声の出し方、身体の使い方などの方に意識が向いてしまう。
トレーナーさんが、ボイトレの影響がこんな所にでるて言ってた。
足の先から頭の先まで、意識して動かす、使う、広げる、力を抜く。
そのすべてをクリアすることはできないけれど、一つずつできるよう、トレーニングしていきたい。



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