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英会話を始めたきっかけは音楽

英会話の勉強を始めました。
まさか、この歳になって、英語を再び学ぶとは、夢にも思っていませんでした。
心からの欲求は、年齢など関係なくしてしまうものだなと、自分で自分に驚いています。
初めは英語を基礎から学ぼうか、英会話にしようか迷ったのですが、これから誰かと英語を話すわけでもなく、話している内容を知りたい、書かれている英文を読みたいという程度。なので、英会話を視聴、聴取してみることにしました。
もちろん、テレビ、ラジオ語学講座といえば、NHKです。
とりあえず、テレビの英会話テキストを買ってみました。

中一の時、いじめにあったせいで、一年間、ほぼ授業に出ていなかったために、英語はある時期から苦手な科目になりました。
でも高校に入学して、英語を選択科目でとって勉強してみたら面白い。
難しいと思っていた文法もなんとかわかるようになって、最終的には得意科目になりました。
ただ、高校を卒業したら、書道に専念することが決まっていたので、英語を勉強してもなぁという気持ちと、勉強する時間もなくて、挫折。数十年が経っていました。
でも、嫌いで離れたわけじゃない。興味は持ち続けていたので、英文を見かけては、読んでみたり、声に出してみたりはずっとしていたのです。
多分、好きだったのでしょうね。

実際、テレビの英会話講座を始めてみると、意外に覚えていることに気がつきました。
もちろん簡単な英文ですが、正直、もっと忘れているだろうと覚悟していました。
テレビの講座の方がわかりやすい。なぜなら英文が画面でるのと同時に、出演者が英語を話す。二つ同時に出てくるのです。
それに対して、ラジオの講座はあくまで、耳が頼り。
そういう点ではヒアリングを鍛えるのに、ラジオ講座は最適かもしれません。
学校で学んでいた頃は、なぜかヒアリングが得意だったのになぁ。

英語をまた始めようと思った理由は、このところ、たびたびここに登場している、Thailandのミュージシャンで俳優、モデルのMew Suppasitさんのファンになって、英語に触れる機会が格段に増えたからです。

ファンクラブに入会する手続き一つとっても、英語の文章を読まなくてはいけない。読み砕くには、まだ力がないので翻訳機能頼りですが、少しでも理解できるようになりたい。更にTwitterやFBに上げられる記事を読みたい。
YouTubeにアップされる記事、インタビューの字幕も読みたい。
そしてもう一つ、Instagramでのライブ配信で話す彼の話の内容を、聞き取りたいというのもあります。そうしたいくつもの動機が重なって、必要に迫られてのこと。

私に英語を学び直すきっかけをくれた、Mewさんですが、最初は番組のMC、俳優業からスタートさせたそうです。
2年前、28、9歳でレコードデビューという、年齢的にはずいぶん遅いスタート。でも声がよくて、歌も上手。いつだったかインタビュー記事を読んだのですが、デビューに際して準備したことはとの質問に、二ヶ月ボイトレに通ったとの答えに、インタビュアーがたった2ヶ月で!!と驚いていました。
思わずそう言いたくなるくらい、歌が上手い。元々俳優さんなので、発声の仕方や、肺活量など、必要な条件を備えていたのかもしれません。

最初、歌を聴いたときは、声がいいとの印象でしたが、高音でファルセットで歌っていて、しかもささやくような歌い方だったので、声量がないのかな、ちょっと残念だなと思ったのですが、その後、いろんな曲を聴いてみると、元々の低音ボイスで、地声で歌っている。しかもパワーのある歌声だということをもわかって、正直、びっくりしました。なぜなら、地声から裏声に変わる時の不自然さが全くないのです。さらに驚いたのは、女の人の高い音並の声も出して歌えるではありませんか。
ボイトレに2年ほど通っているのに、今も四苦八苦している私から見たら、羨ましくて嫉妬してしまうほど。(でも自分は自分。目指す声が出るまで諦めません)

ハンサムで背が高く(183cm)、俳優としての人気もあって、声がよくて歌が上手。パーフェクトで、つい不公平だなと思ってしまいますが、下積みもそれなりに経験していたようです。
驚いたことに、学士号取得のために、最高レベルの大学で勉強。第一級の栄誉の金メダルを得て卒業するも、その後、別のまたレベルの高い大学で勉強し、修士号を取得。それだけでは飽き足らないのか、今は博士号取得を目指し、多忙ななか、勉学に勤しんでいるとのこと。

Firstシングル。
アレンジが違うので、聴き比べてみるのも楽しいです。↑  ↓
今、この曲を通話音にしています。(初めてオリジナルに設定してみました)

しかも彼自身は、俳優やミュージシャンとしての活動が好きと公言していて、ならばどうして、何度も大学に入り直して勉強しているのかと聞かれると、そもそも勉強が好きなのと、大学での専攻(産業工学)を選んだのは、両親の希望だったと答えていて、そこはちょっと理解するのが難しい。やはり、お国柄なのようです。
親をとても大切にしていて、自由に自分が好きなことをする、という風にはなかなかいかないのかな。
かなりの努力家のようです。

星野源さんと出会ってピアノを再び弾き始めたように、Mew Suppasitさんと出会って英語を再び学び始める。
単に彼らが好き、彼らの音楽が好きだけではない、何かがありそう。
ピアノと同じように、英語も楽しみながら続けていけたらいいなと思っています。


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