見出し画像

【ナレーション仕事内容】現場はどんな感じ?

割引あり

仕事が一本もなかった頃

「100の練習より1の現場だよ」

とよく言われていました。今になればわかりますが当時の僕は

「(頭では)わかってるよ!でもその1の現場に行けないんだよ!!!」

と嘆いていたんです。現場でどんなディレクションがされているのか想像もつかない。聞ける人もいない。どうやって対応していったらいいのか‥。

同じ悩みを抱えている方、また当時の自分に教えてあげる感覚で「ナレーション現場のディレクション」を赤裸々に話していきます

・メンバーシップ「声と喋り研究所」


【最近(2023年12月)の収録現場での話し】

高校生の頃、コンビニでアルバイトをしてたんですが時給は860円でした。この前見た駅前のラーメン屋さんでは、研修期間中1500円!(通常1200円)上がりましたねぇ。声のお仕事の相場はありますが、絶対的な価格が決まっているわけではありません。

声のお仕事ではじめてお金をいただいたのは1000円。(ドラマCDのガヤ)収録時間は30分ほど。時給換算しても良い価格で(ガヤなのでよく聞き取れませんでしたが)自分の声に価値がついたような気がして、凄く嬉しかったんです。どんなに小さいお仕事だったとしても体験って大切ですね。声のお仕事をしているという現実味が一気に湧くので。


フリーランスになってからナレーションがメインになりました。新人相場感を頂けていると思うので、より一層(始めたてのときよりも)読みを磨かなければ、うまくならなければと感じています。

レッスン生時代にも感じてはいましたが、生々しいお話“喋ったことによってお金が振り込まれる”という経験をすると責任感が出るんです。レッスンでは味わえない感覚でした。

さてここからは

「お金をもらって喋るということ。現場でのナレーションディレクションについて」

実際に言われれたことを(言える範囲)で書いていきますので、参考にしていただけたら嬉しいです!(フリーランスになりたての頃の僕、これを読んでくれ!!!)


【テンションは下げずに声は柔らかく】

渋谷某スタジオにて、とあるナレーション収録。サービスを紹介する内容だったのですが、違う読み方で4パターン収録したんです。まず1つ目は

①ナレーション→セリフ→→ナレーション(〇〇で検索!)

よくあるパターンですね。セリフは女性だったので僕はナレーションのみ。勢いのあるBGMなので強めに読もう!と意気込んでいたら

ここから先は

2,033字 / 1画像
この記事のみ ¥ 0〜

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?