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【青ヶ島滞在記】歩きで見つけた島の不思議

前回の記事〜あらすじ〜

ドキドキないちにち。初めての環境にいると、初めてやることにためらいがなくなる。躊躇っている場合じゃなくなると言いますか。


8月22日 島の不思議

午前中のお掃除を終え、少しお散歩をしていたのですがふと「あぁ、ほんとにぼくなつのような世界だ」と感じたんです。たまーにする人の声や車の音。小学生以来やったこともないのに、虫取りがしたくなるような自然の懐かしさ。

ここの道とここの道が繋がってるのかー!という、日を重ねるごとに進めるエリアが広がっていってるような冒険心。

ここは島唯一の郵便局(←営業時間など)

朝ご飯やコーヒーを買いに商店へ行くのですが、現金のみなのでたまにATMを使います。左側の坂を登るとすぐ右手には

島唯一の居酒屋「一人(とり)」青ヶ島に来たときご飯後の飲みに伺いました。ここでも青ヶ島だけでしか飲めない60度超えの焼酎“初垂れ(はなたれ)”を飲むことができます。カラオケもあるので、歌いたくなった一人へ!

さらに登って行くと

大凸部(おおとんぶ)の案内版。下りは楽なんでしょうけど登りはキツすぎる‥。写真じゃあんまり伝わらないですが、あるにはしんどい勾配。みなさん移動は基本車なんですが、僕は歩きなので行ける場所が限られています。(歩きでも行けなくはない)

右に進んでいくと住居地域なので進みませんが

なんだろう、この感じ。すっごく良い。ちょっぴり寂しいのが、この気持ちをすぐに共有できる人が居ない。あぁ、次は誰かと一緒に来たいなぁ。と言っても、僕は初めましての景色ではなくなってしまうのでそれは残念。

あ、そうそう。ぼく、こういう建物(?)が結構好きでして。

今はもう使われていないんですが、昔もう一つ商店があったみたいなんです。名残がありますよね。どんなものが売っていたんだろう。どういう方がやっていたんだろう。島民の生活を支えていたのかなぁなんて、想いにふけりながら見るのが最高のエモさ。エモいの使い方合ってる?ま、いいか。

建物でひとつ、特徴的なのが引き戸が多いこと。

住宅、お店のほとんどが引き戸で開戸の建物をあんまり見ません。理由はわかりませんが、これも何か訳があるのでしょうか。

そしてもう一つ特徴的なのが‥

猫ちゃんたち!

写真を撮れていませんが(見とれているうちに忘れてしまう)島柄なのか、より気ままに生きている感じがします。

港へ行った時のこと。周辺を散策していたら

船の待合所
港にあったハイオク

何かに使われていたであろうハイオク。中には入れなかったので、窓から手を入れて中を撮影。ある物からでは何に使われていた建物なのかわからず。でもこういう謎も好きなんですよ。

今日は全体的にお掃除Dayだったので、ちと疲れました。なのでご褒美に大好きな‥

カントリーマアム!贅沢チョコ味♪

ちっちゃいサイズなのでいっぱい入ってるんですが気づいたら5個も食べていました。危ない。無意識。


島に来てからの毎日が早いです。

8月前半は色んな催し物があったのであれですが、「普段はこんなに色々詰め込まないからー」と言われていたので、そっかーゆっくりな日もあるかーなんて思っていたんですがもう、8月末。ゆっくりだったような早かったような。

次回「仕事の勲章!」


ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

青ヶ島到着の様子

青ヶ島で体験した不思議な話

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。