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2021年に向かうために今年をふり返る

みなさん、こんにちは。柳本です。

年末年始珍しく少し時間があるのでnote更新頻度多めです。

時間があると執筆意欲も湧いてきますね。今年の後半は公私とも忙しく、なかなか執筆が困難な状況でした。

皆さんにとってこの1年はどんな年だったでしょうか?多くの人がコロナの影響を受けて公私ともに変化の大きい1年だったのではないかと思います。

来年に向けて良いスタートを切るためにもこの1年の総括をしっかりやっておくというのは大切です。内省が多めになりますがお付き合いください。

Twitterとnoteでの活動の活性化

やはりこの1年はオンラインでのコミュニケーションが激増した年でしたね。

特にnoteの本格運用・Twitterの開始は私の視野や交友関係を広げる上で大きな変化のきっかけとなりました。

まずnoteについて。もともと将来書籍を発行するための文章力の練り上げを目的に発信を始めました。1月に記事を書いてから5ヶ月間、毎週記事を更新(27記事)出来たというのは文章を書くハードルを下げる上で大きな自信になりました。コロナの感染拡大で私の住む国はロックダウンになり、外出する先がなかったというのも記事を書くモチベーションになっていました。

書き続けることで思い描いたように文章が書けるようになった、本来得意でないテーマも調べながら書けるようになったというのは大きな成長を感じました。また無料のnote発信であるにもかかわらず数名の方に投げ銭をいただき、書き物でお金をいただけるという嬉しい出来事もありました。

続いてTwitterについて。正直Twitterにここまではまるとは1年前は思ってもみませんでした。Twitterはもともとnoteの読者を増やすために始めたのですが、徐々に公益性の高いビジネスをしている方の支援や自分の発進力を磨く目的での運用に変わってきました。

Twitterも1月から運用を始めましたが、コロナが拡大する中で春頃に書けてTwitter中毒になっていました。フォロワーさんからも柳本さんいつ寝てるの?とよく言われてました。その当時はヨーロッパ在住であることを明かしていなかったため、結構変な時間にもツイート出来たんですね。

特に柳本純一郎として当初はペルソナ(ビジネスや社会学とサブカルに詳しげな40後半から50前半のおじさん)どおりに発信をしていた時期が3-4ヶ月ありました。しかし徐々にペルソナを取り素の私に近いイメージで発信し始めた時期など発信内容に変化もありました。最初は妻子についての発信は一切無かったんですが、徐々に育児家事についての発信にも関心が出てきたため、一度作ったペルソナを脱ごうと決めました。気楽にTwitterが出来るようになってからは大喜利や少し踏み込んだ仕事の話、欧州での生活事情などをつぶやいていました。

Twitterで得たことは、とてもたくさんあります。まず、自分の表現したいことを140字のツイートで瞬時に表現出来るようになったことです。また、交流していた方とコラボ企画が出来たのも大きかったです。日本と欧州という場所の違いをオンラインは簡単に飛び越えさせてくれました。

特にコロナが広まったときにわずかでも私に出来ることがあったというのは本当に大きな気づきでした。コロナバッジの告知サポート、飲食店を救うための好事例サイト作りへの協力、補助金検索サイト作成者へのインタビュー記事の作成、私のTwitterでの発信やnoteで書くことがお役に立てると言うことが感じられた嬉しい1年でもありました。

コロナバッジ告知のサポート

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Twitterからオンラインサロンへ

そしてTwitterで繋がっていたフォロワーさんのオンラインサロンに入会するという転機もありました。ビジネス関連で言えば非常に大きな変化ですね。

コロナ禍という環境に加えてTwitterやnoteをやっていなければこのチャンスはなかったなと思います。りょうさん、葛西さん・小口さんという3人のオンラインサロンのオーナーに出会えたことは私にとってとても幸運でした。

特にりょうさんの主催されている「ゆうてんか」というサロンではプレオープンから参加することが出来たため、非常に居心地良く過ごさせていただいております。ゆうてんかに入会したのはロックダウン期間の最後の方でしたが、メンバーの方が投稿される内容に私の得意な範囲でコメントをしたり、問いかけをしたりして壁打ちのサポートをさせていただけたのも大きな変化点でした。

葛西さん・小口さんとの交流がきっかけで入会したCLUB RIGHT HANDではオンラインサロン内で重点的な討議テーマを決めつつ、日本をちょっとマシにするという理念でメンバーのサポートをされています。サロンオーナーの方々が発信されるYouTube動画やレポートが良質なコンテンツ過ぎて引き込まれました。

これらのサロンでの経験が後々私がある一歩を踏み出すきっかけを与えてくれました。

コロナに伴う仕事の仕方への変化

私の仕事内容について細かくは自己開示はしませんが、多くの方同様、コロナの影響で従来の仕事の仕方では対応できない状況が続きました。

欧州は特にロックダウンを実行したり、解除したり、また再開したりとコロナの猛威により振り回されていました。特に夏頃までは外出自粛でなく、食料買い出しなどの例外的なケースを除いて外出が許可されていなかったため、ワークフロムホーム、リモートワークが完全に定着しました。

日本と違って外出が自由に出来ない、違反すると罰則があるという状況だったので私も家族も非常にストレスを抱えました。また家で仕事をするというのが、当時はデスクもなく専用の椅子もなかったため、肩や腰にくる、子どもいるリビングで仕事をしないといけないというなかなか苦しい状況でした。1度目のロックダウンが明けてIKEAが再度オープンしたお陰でデスク関係の家具は揃いましたが、それでも幼子がいる中での仕事というのは容易ではなかったなと改めて感じます。

特に夜に仕事を持ち込むことが増えました。昼食や夕食はなるべく家族が揃った段階で食べるようにしていましたので、それまでに終わらないものは寝かしつけ後の9時以降に再開。そういう意味で仕事が終わるのが11時や12時という日もざらにありました。

育児をしながら仕事をしている方の大変さを特に感じた1年でした。多くの場合、その役割はまだまだ女性がになっていると思いますが、少しでもそうした人たちの苦労を理解出来たのは大きな学びでした。リモートワークのメリデメについてもTwitterやオンラインサロンで議論して理解を深めることができました。

さらに、本来私がやるべき業務は出張を多く含み、現場を見て現地のメンバーと話して進めるものでしたが、コロナが広がる前にフランスに一度出張したきりでそれ以降は一度も出張が出来なませんでした。その意味では物足りなさを感じた1年ではありました。せっかく現地にいるのに、という思いはぬぐえないですね。それでも今できることを一生懸命やってくれたチームメンバーには本当に感謝しています。

ワークフロムホームに伴う家事や育児への関わり方

なにげに1番変化が大きかったのはこの家事や育児への関わり方ではないかなと思います。前述の仕事の話しと密接に結びついているというのもワークフロムホームの影響ですね。もはや仕事と育児家事は切り離せないトピックになりました。

最初のロックダウン期間は娘を保育園に預けることができなかったため、仕事の合間を縫って散歩に連れ出したり、昼食や夕食時のご飯を食べさせる、寝かしつけをする、お風呂、合間を見て遊ぶという育児がほぼ毎日の生活に組み込まれました。

オフィスで仕事をしていたときは早くて6時過ぎ、遅ければ7時や8時までは普通に残っていたので、寝かしつけすら出来るか怪しいという状況でした。しかしロックダウン期間はそういった仕事を言い訳にした家事や育児の放置は許されなかったので、昨年に比べてかなり時間を割けるようになったなと思います。娘との距離感も昨年よりも近くなったなと感じます。

ちなみに家事や育児とまとめて書きましたが、家事はせいぜい食洗機から食器を片付ける、風呂とトイレ掃除、ゴミ出し、土日時間が合ったら料理を作るというくらいであまりやれていません。家事はまだまだ改善の余地がありますね。

最初のロックダウン期間中(3月から6月)、実は妻が体調不良になっていたため、かなりの時間を子どものケアに割かないと行けない状況で仕事の遂行は困難を極めました。仕事も育児も家事も何とかしてやらないと行けない、気晴らしがない、外出も出来ないという中で非常に精神的に苦しい状況が続きました。ふり返るとよく乗り切ったなぁと思います。家族と電話したり、天気の良い日は公園に出かけるなど取れる限りの対策をしましたが今思うとTwitterやnoteを更新すること、オンラインサロンでの交流で心のバランスをとっていた気がします(そのせいで夜更かしにもなっていましたが)

家事や育児への関わり方や仕事への関わりについて非常に悩んだ1年でした。ただ、悩んだだけでなく、男女問わず家事や育児との仕事の両立の方法を書籍や様々な人の意見を聞いて学んだり、自分なりの課題認識も持つことが出来ました。来年は大変になることが既にわかっているため、まずはメンタルからきっちりと鍛え直していきたいと思います。


壁打ちサービスの開始

このコロナ禍の状況の中で、大きく前進をしたこともあります。それは本業とは別の副業的な位置づけとして壁打ちサービスを具体化できたことです。

私個人の信念としては、世の中の人の人生や生活を豊かにする公益性の高いお仕事についてサポートをしていく、と決めていたので、そうしたビジネスをされている方を探していたといました。

実は以前SNSで知り合った友人と新規事業を考えるための壁打ちをしていたことがあり、会話して見えてきた取組事項をまとめ、成果物として提出するということをやっていました。

しかし、そうした新規事業について悩みを持ったり、相談を持ちかけてくれる人がそうそう見つからなかったというのが目下の悩みの種でもありました。

そこに、前述のオンラインサロンに入会するということで私が壁打ちになれる場所を与えていただきました。自分の得意領域についてコメントをしたり、質問を投げかけることで、投稿者の方の気づきに繋がるやりとりをし、サロンメンバーが出してくれた素晴らしいアイデアを1枚の紙に手書きでまとめてみる、という試みを何度もすることが出来ました。

その中で壁打ちのための型が具現化し、より効果的な提言や質問をすることが出来ました。私の中でこのアプローチは多くの人のお役に立てそうだという手応えを感じた瞬間でもありました。

壁打ちのイメージは、フレームワークとして目指すべき世界観、世界観を実現したいと思うようになった原体験、業界の課題などをまとめながら、その世界観を実現するための具体的な打ち手とターゲットについてまとめていく、そんなイメージです。

この壁打ちサービスについては今のところ私のキャパがあまりないためサロンメンバー限定でのオファーになっています(気になる方はぜひ先ほど上げたオンラインサロン(特にゆうてんか)に入ってみてください)が、今後は対象もさらに拡大して行ければと考えています。

来年に向けて

先ずオンラインについて、Twitterでは発進力をさらに高め、より多くの公益性の高いビジネスをされている方と繋がるために1万フォロワーを目指したいと思います。noteについては記事の投稿頻度はコントロールしつつ毎月1記事は最低書いて考えを発信していきたいと思います。

オンラインサロンではこれまで以上にサロン内での壁打ちの支援や意見だしに協力、メンバーとの絆を深め本帰国した際に是非リアルでお会いできる関係を深めていきたいと思います。

仕事と育児家事の両立については、仕事の生産性の向上とコントロール力を高めること、家事で出来ることを増やすこと。育児や保育・幼稚園に関する情報・国の制度をしっかりと勉強したいと思います。来年で海外生活も一区切りになるかと思いますのでQOLを高めつつ仕事でも成果を出して生きたいと思います。

世の中に少しでも貢献したいと思い行動をしてきましたが、少しずつ変わってきた面もあります。そうした変化を楽しみながら前進していきます。

私たちに出来ることを一歩ずつ。


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