2021年

今日は2021年大晦日。
このnoteの存在をすっかり忘れていた。

PCも色々整理していく中でこれを見つけたのでした。
とはいっても記事はこれまで投稿してなかったか、全て消して放置していたようで、何の記事もありません。

いつも書いていたアメブロもしばらく休止したので、こちらのnoteを1年の振り返りとして1年に一回更新でも良いかなと思って書いています。
FBも休止したので長文を書く習慣がなくなるのはちょっとな~とは思っているのですが、今後どうしていくかは未定です。

しかし今年は良くわからない間に終わっていく1年でしたね。
年末感が全くありませんが今年の振り返りです。

2020年コロナがやってきて、色んなことを試しながらそれなりにできることをやり続けていたように思う2020年から2021年になって、いきなり緊急事態宣言となり人々がうんざりしていく雰囲気が浸透していく中で、自分のまわりもそういった雰囲気になっていったように感じていました。

そんな中でも2020年にカルチャーセンターのレッスンやアイドルレッスンなどをたくさん辞めたおかげでスケジュール調整がしやすくなったタイミングでアメリカでの解剖をライブで見れるというコロナ禍で生まれたツールで体について学ぶ機会ができました。
また実際に鹿の解剖をさせて頂く機会があったり、体と声、歌との関連に触れることができて、益々ボイストレーニング指導に活かさなくてはと思ったのでした。
結局年内何度か解剖ライブストリーミングは受けることができて、トータル8日間学ぶことができました。
まだまだ全然足りませんが貴重な機会でした。

そんな中、最初の緊急事態宣言から1年が経ち、さすがに僕もモチベーションが落ち、5月にはグループレッスンを1ヵ月まるまるお休みさせて頂きました。いくら自分がモチベーション高く保っていても周りがついてこないとなんのためにやっているか迷い始めます。

こんな状況下ではあったのですが、そんな5月から新たに中高一貫校でボイトレをすることになったのです。
これもコロナがやってきたからスケジュール的にも始めることができたのだと思います。
しかも最近個人的に注目していたK-POPだったのでいいタイミングでした。

ボイトレについてもさらに色々また考えるようになりました。
やる気のある人は、ちゃんと練習してくる人はほんとにレベルアップしていくのですが、ちょっと習ったらうまくなるかな?ぐらいの人は上達速度は遅くなってしまいます。
同じようにそれぞれレッスンしていても、たまに思います。なぜうまくならないのかと、、
レッスンでは良くなっても、先には進めず毎回同じようなことの繰り返しということになってしまいます。
スポーツがそうであるように上達するためには練習が必要ですし、練習をしないと下手になってしまいます。
それでも楽しければ良いというスタンスであれば、ちょっとしたコツを教えて歌う楽しさを知ることができるだけでも良いと思っています。
ただそれだけだと僕もなまってしまうなと思うようになってきたので、少しギアを上げていこうかなと考えています。
それはもちろんその人の目的によりますが。

この2年は仕事で歌う曲以外に音楽をたくさん聴くようになりました。
それこそJ-POP、K-POP、洋楽問わず。
それで気になるのが日本人のピッチの悪さと発音の悪さです。
これはなんでなのかなと思いますが、遡れば80年代ぐらいのアイドルが盛り上がっていたころが原因かもしれないと思っていて、レコーディング技術がまだまだということもあったにしても、リリースしたレコードが音程あってないというレベルです。。
びっくりします。僕は歌謡曲を歌う機会があるのでたまにリクエストされる曲を覚えるのですが、原曲が音痴でやる気が失せます。。

そんな時代もあったのですが、僕はそんな歌謡曲を小さい頃に聴いていてそこからJ-POPが好きで聴いていました。
中学生ぐらいからは洋楽もたくさん聴くようになりましたが、カラオケブームがあって歌いたいということでJ-POPを好んで聴いていました。
そんな時代が続いていましたがだんだんとJ-POPを聴かなくなっていくのですが、決定的に聴かなくなったのはモーニング娘が出てきて人気が出たときでした。
カラオケではみんなが定番みたいにモー娘。で騒いでいましたが、僕はJ-POP終わったと思っていました^^;
そこから10年以上は聴くことがなくなってしまって、様々な洋楽を聴き漁る日々でした。

それから20年余りがたって昔に僕が思っていたよりは歌があまり進化していないと感じています。
もっと実力派だったりミックスのシンガーなどがいてるかなと想像していたのですが、なかなかそれは難しい大人の事情があるように感じています。
ただこれから先は変化していくような感じがしていて、もうそれが始まっているような気がしていて日本のマーケットも変化していくのかなと感じています。

今年人気アーティストが自らの曲を解説するといった動画が出始めました。
もしかしたら前からあったのかな?
ファンクラブに入っている人だけ見れるというのもあったみたいで、それは面白い試みだなと思いました。
そこにボイストレーナーが加わって一緒に解説するのも面白いだろうなと思ったりしていますが、日本においてのボイストレーナーの位置がもっと確かなものになればなと思いますね。
今でもフワフワしているように見えます。

ボイストレーナーという言葉が出始めたのもJ-POPと同じころと思いますが、その頃もずっとボイストレーナーがCDなどのクレジットに入ることはほぼなかったようです。
そんな時代よりは少し進歩したのか僕が前に教えてた事務所ではCDに僕の名前やコレオグラファーがクレジットされることがありました。

これから何が流行るかわかりませんが色んな10代が出てくることを期待しています。
そしてもっと発声や歌の練習をして欲しいです。
練習ができる環境がもっとあれば良いなと思います。
そういった基礎力を最初に鍛えつつ想像豊かな人材が増えればいいなと思います。

僕もそんな人材をもっと育成できるように2022年はギアを上げていきたいと思います。

トータル的に今年は色んなことをかなり手放した結果新しいことができて良い1年でした。

今年もみなさんありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
良いお年を。



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