執筆ルーティンは人生を豊かにする

国際誌の投稿、博士論文の執筆等々、よく書く毎日を送っている。29年間の人生で、我ながらよく書いていると思う。今回は書いている中で、ふと思ったことを書いていく。


①論文を書くこと

修士の頃までは、書きながら読んで、読みながら書いていた。しかし、それではあまり(少なくとも現時点では)よい論文が書けないことに気づいたために、しっかりインプットをしてから論文を書くことにした。

結果、書くスピードが上がった。しかし、そのためには書く前に入念な準備を必要とする。そう、書くときには「あとは文字を起こすだけ」という状態に持っていくのだ。仮に執筆言語が日本語でも、英語でも、その方が圧倒的に生産する量が上がる。

昔、ブログを書くときに、話すように書くというメソッドが出回ったことがある。しかし、これ、思ったよりも難易度が高い。話すように書くということは、話す内容に脈絡を必要とするからだ。普段の会話の能力=ブログの成功、ではないと思うのだけど。

②執筆ルーティン

僕は「一気に書く」ということをしない。かといって、毎日決まった字数を書くということもしない。では、どうしているのか。

書く時間だけをルーティン化しているのである。

この書く時間については、起きてから5〜6時間を執筆に当てるというルールを持っている。午後から仕事が入ることがある時は、午前中に書き上げてしまう。午後に仕事はない時でも、最近は午前中にそれだけの時間を確保することが多くなった。

まるで、作家の村上春樹さんのようだ。

村上春樹さんは、著書で「朝4時に起きて、5〜6時間執筆する」と述べられている。実際、それにより、1日の良いスタートが切れることは、僕も知っている。

今、僕は夜型生活から朝型生活に戻しつつある。そのため、4時に起きるのは至難の技であるが、確かに4時に起きて、10時まで書いた日は素晴らしい1日になったような感じがする。そういう日々の積み重ねの向こうに、博士論文完成が待っていると思いたい。

③書くことが増える

それにしても、論文以外にも、さまざまなものを書く。例えば、先日は東京大の入試問題の解説を書いてみた。その前の日は、京都大の最新の入試問題の解説を書いていた。参考書を作るようで、面白い。

これ、いつか、noteで売ってみたいとも思う。東大・京大は特に、面白い問題が多い。それをピックアップして、解説を書いてみるとか、面白そう。

ハイ、話を戻します。そういう色々なものを書くことも大事です。書くことが好きでないと、書くことは到底できない技だと思います。やはり、論文には論文の書き方があって、参考書には参考書の、ブログにはブログの書き方がある。1つ書くごとに、進歩している、その感じが良いです。

④国際誌に投稿

上にしれっと、国際誌に投稿したいと書いた。現在、査読にかかっており相当時間を要している。でも、止まっている時間はない。次の国際誌を書いていかないと。国内の雑誌でも良いが、どうせなら、国際的に動いてみたいので、国際誌にこだわっている(あと、そちらの方が査読結果が早く帰ってくるというのもある)。

最後に

ここまで、読んでくださりありがとうございます。今日は、4時37分から書き始めたので、10時37分まで書き続けます。書くことは書くことで極められていくので、今後とも書いていきます。ではでは。


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