【エッセイ】授業の研究とマインドフルネス研究の融合(研究発表の告知あり)
①洋書を輪読する授業をしています
さて、先日、僕は下のようなツイートをしました。いま、友達に英語を教えるということをしています。その友達は、英検准1級を目指しており、資格試験だけの勉強では物足りないということで、僕に授業をお願いして来られました。今日もそんな彼に授業です。
色々と考えた結果、彼には読書経験が足りないということで、洋書を輪読していくことにしました。Tina Seeligさんの書かれた「Ingenious」という本です。この本は、一時期日本でも話題になったのかな。10年くらい前ですけど。輪読範囲を決めて、特定のキーワードをもとにディスカッションするという形式の授業をしています。
友達と語るというと、単なるおしゃべりのような何かを想定される方もいるかもしれませんが、なんと!私の授業、ディスカッションは全て英語です。
その友達はもう社会人ですが、社会人の方は、英語を使う業種に入らないと英語を永久に使わなくても良い環境が生まれますね。その友達は英語を使う業種ではないのですが、自分磨きで英検を受けると宣言してくれました。
②授業学研究会(告知あり)
授業について発表する機会って、この20年とっても、減ってしまった感じがします。そんな中、授業を学問として研究しようという動きが数年前から出ています。例えば、大学英語教育学会の分科会である「授業学研究会」はそのような「授業を研究する」ための研究会です。
1月28日(土)に第3回授業学研究発表大会があります。そこで発表することになりました。下のURLから発表プログラムを見ることが可能です。15時から発表するのが私です。
これが僕の発表です。上のURLの中に書かれています。
③マインドフルネス研究と応用言語学研究
さて、表題では、マインドフルネス研究と応用言語学研究としましたが、このことについて、先日、こう言ったツイートをしました。
マインドフルネスの研究って、これまでは脳科学や心理学で行われてきた印象が強いですが、最近では、応用言語学でも融合されて研究されています。
授業前にマインドフルネスをして、授業後にしたグループとの違いとか。テスト前にマインドフルネスをすると、テストに影響を与えるのか、とか。さまざまに研究する余地はあります。これから、授業でも、マインドフルネスを使っていけば、そういう研究が増えるのは時間の問題でしょう。
④まとめ
以上になります。洋書を輪読する授業と、マインドフルネスの研究が結びつけばいいのですが、まだその接点はあまり自分でも見えていません。どうしてもテストに関することと、マインドフルネスの研究は接点が良いのかもしれませんが、授業となると違ってくるのかな。いずれにせよ、まだまだ研究は続きそうです。
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