夢じゃなく使命が必要
Green Dayの新曲 "The American Dream Is Killing Me"、聞きましたでしょうか?世相を反映した皮肉がたっぷり込められていて何とも言えない痛快さがありますが、まさに現代という行き詰った混迷の時代を表した名曲だと思います。
今や下流階級には職もなく、中流階級も落ちぶれ、上流階級ですらも自己の財産を守るのに必死で他人を省みる余裕もない。そんな中で空虚なアメリカンドリームがSNSで誇大広告され、陰謀論が幅を利かせてもはや民衆はゾンビのごとし。まさに迷走と分断の時代ですね。
そもそも夢っていうもの自体、私は信じてないです。野球選手になる⇒なってからどうすんの?東大入りました⇒それで何すんの?人生は続きますけど……。あえて言えば、夢は幻想、ファンタジーです。近づけば消えるものでしょう。そしてそこには現実が待っている。
では何を希望にすればよいのか?その一つは「使命」ではないでしょうかね。他人に与えられるものでなく、自分で考え抜いて探さないといけませんが。他人に与えられた使命だと、辛くなったときに他人のせいにしたくなってしまいますから。宗教や陰謀論に嵌まって与えられたハリボテ使命は現実世界の前ではすぐに崩壊するでしょう。
私の使命は今のところ、中小企業の経営に貢献するパートナーであり続けるということです。税理士を目指すのもそのための手段のひとつです。そして同じ使命を感じる方々と力を合わせていければ、それはとても心強いことでしょう。