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お盆が近いので②

今年は、お墓参りが難しい方が沢山いらっしゃると感じて、書いています。人は亡くなって意識だけの状態になると、49日前後まで、あちこちの親しかった方のところへ行って(自分への本当の想いを知って)たくさんの嬉しかった想いを抱きしめて、諦観して、光の彼方へ旅立って、成仏します。

すると、亡くなってすぐの頃の(こんなはずじゃなかった…)という悲しい想いや、反省や後悔などの考えは大きく変化します。「自分」と「その他の人」と「時の流れ」を軸にした考え方が一変して「普遍の愛そのもの」となるのです。(すべてに執着がなく、愛の想いだけになるという感じです。)

実は先週、故人セッションを行った男性のご両親は、10年以上前に亡くなっていたので、繋がるのは難しいだろうと思われたのに、お二人とも来てくださって、高齢になり病と後悔に苦しむその息子さんへの想いをたくさん打ち明けてくださって、もう聴いて話していて、一緒に涙、涙…でした。

「残りの人生をやり残したことがないように生きます!」と、いらした時とは全然違う若返ったお姿に、私は感動しました。それで私はやっぱり、生きる力になる彼らの愛を、お伝えしたいんだなぁ♡と改めて思いました。

私も決して、死にたくはないです。でも、それは誰もに平等に起こります。考えたくない人は、考えなくていいと思います。でも、いきなり愛する人を失って、あまりに悲しんでいる方を感じる度に、その傍らでご本人もいきなり身体を失って、何もしてあげられなくなったことを、もっとかなしい気持ちで寄り添っている存在がいる事だけは、知っていてほしいのです。

あなたを大切に想うその方は、今もあなたのそばにいらっしゃいます。直接お墓参りに行けなくても「見護ってくれてありがとう」と、あなた自身の胸に手を当てて、声に出して伝えてください。実は私達の身体(の中の魂)は目に見えない領域で繋がっていますから、必ず伝わります。ちょっと驚かれるかもしれませんが、正直に教わった通りお伝えするのが、私の仕事です。


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