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女性就業25〜39歳8割越す

要約

25〜39歳の女性就業率が81.5%となり過去最高。
女性全体の有業率、生産年齢人口の有業率ともに増加傾向だ。
女性の生産年齢人口の有業率はG7のなかでもカナダに次ぐ2位。
カナダとの差は2.4ポイントと迫っている。

育児や介護で離職する人は増えている。
今後は育児や介護を抱える人が働きやすい環境を整えることも大切だ。

非農林業従事者で副業を持つ人、フリーランス、テレワークの割合は増えている。
コロナにより働き方の多様化が進んだ結果だ。

女性の就業率が増しても問題としてあるのが「年収の壁」だ。
社会保険料を支払わなくてはならない額まで働くと年収が下がる。
要は一定の金額ラインの年収では、働けば働くほど年収が減る。
政府はその壁を企業への助成金等で打開しようとするが一時案にすぎない。
根本的な改善が必要だ。


感想

周りでも共働きの家族が多いと感じる。
私が子供の頃は共働きの家は少数派だったと思う。
相対的貧困の割合が増えているためか、生き方・働き方の多様性が理解されてきたのか、それても家族構成の変化によるものか……

理由はわからないが働く女性が増えているのはとても良い傾向だと思う。
しかしまだまだ男性側の理解および常識のアップデートが追いついていない。
かく言う私も同類だ。
ついつい仕事ばかりになってしまうことが多い。
なるべくそうならないように調整することは何よりも大変だ。

女性の仕事への意欲を抑制しているのは果たして社会保障のシステムなのか。
それは何とも言えない。
見方によってはそう見えるだろがそればかりだとは思えない。
男性・女性共に"文化"が根付いてしまっており、それにより意欲が湧かない環境を作り出してしまっている。

それを打破するためには日本人がもっと異文化に触れることが大切なのではないか。
外国の人を招き入れて共に働く、生きる。
そうする事でより常識という固定概念にストレッチが効いてくるのではないだろうか。

記事にもあった通り就業率には限界がくる。
その限界を越える可能性があるものを、今のうちにからやってみる必要があると思う。

日本において、男性・女性が共に働き、共に家事・育児をし、日本の国力が上がる日が待ち遠しい。

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