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【締切2022年2月21日締切】第42回S1グランプリの考察

毎度同じことを言いますがこれはあくまで、20年以上シナコンを見続け、シナコンシナリオを1500以上拝見しているビビ私見ビビ視点ビビ意見ビビ分析です。主催者との関係は一切ありません。

2022年2月21日(月)20:30※必着ウェブ応募ナシ
●第42回シナセンS1 
部門1:50~60枚 部門2:100~115枚 
発表6月

シナリオセンターというシナリオ教室最大手が主催するシナリオコンクール。
回数が多いのは年2回開催されるためで、
実際には20年ちょっとという、
ヤンシナよりずっと若いシナコンです。

で、S1の特徴は、
審査が早いのと丁寧なこと。

これは非常にありがたい。
新人シナコンのように、
たった300前後の応募作に審査員がずらりと名を連ね、
なんでそんなに審査に時間がかかるのか意味不明なコンクールがあったり、
ヤンシナやテレ朝のように、
1500~2000本の応募が来るモノとは一線を画し、
NHKの次に審査が早くて有名です。

審査基準は、

一次通過:応募要項守っていれば良し。
二次通過:シナリオとして成立していれば良し。
三次通過以上:マジな審査と化す。

です。
s1の三次通過なら、
「ほお~」と、私は思います。

二次通過の「シナリオとして成立している」は、
シナリオセンターで教えているシナリオのことで、
「シナリオ形式の何か」ではありません。

シナリオとは、
ドラマの設計図であり、
人の葛藤が描かれており、
回想シーンは説明なので一切描かず、
ナレーションも同様に描かず、
物語がきちんと起承転結の形式になっていて、
最後に主人公がしっかり成長している、
オリジナリティを感じさせるドラマがある、
という作品のことです。

つまり、
基本的なことがちゃんと描かれていれば、
普通にいったら二次通過するのは当たり前なのね。
そうじゃないのは、
何かひっかかる箇所があるため。

でもこの基準(ただしビビ調べ)は、
どのシナコンでもある程度は共通していると思う。
なので、
S1こそ「見落としがない唯一のコンクール」
と言えるわけです。

さ・ら・に!

S1では、
「他のコンクール落選作品OK」なので、
ヤンシナで一次通過しなかった作品を応募すれば、
実際はどの辺の基準値にあった作品なのか、
というのがだいたいわかる。

落選作品というのは、
たいてい、

オリジナリティ

に、ひっかかってる模様。


ということで、
ビビのシナリオ分析、
承っています!

元記事はこちら。シナリオ分析料金表もこちらです。


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