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夫の靴下、表に返すのやーめた。

私の夫はフランス人。
細かいことは気にしない性格。
よく言えば寛容、悪く言えばだらしがない。
この話の場合は単なるだらしがない、に分類されるであろう。

言っておくが、日本人が一般に思い描いている 「おフランス」の要素はうちの夫には1ミリもないので、ご了承いただきたい。

脱いだ服は脱いだら基本脱ぎっぱなし。
一階にあるベッドルームの床に脱ぎ捨てられている。

我が家は三階建てで、全ての水回りは2階に陣取っている。
干すところも2階。
我が家については、私のマガジンの「間取りマニア」に詳しく書いてあるので、興味があれば。
(なぜだか記事のリンクをうまく貼れないので、諦めました笑)

洗濯をする日は、起きたら洗濯が必要そうな脱ぎ捨てられている服を拾い集めながら、2階へ。

以前は、明日洗濯するから、洗うもの洗濯機に入れといて。と布告していたのだが、入れておいてくれたのは数回で、しかも言うたびに、めんどくさいという顔をする。
本人としては半分ふざけてその顔をしているようだが、私としてはそんなコントはいらないから、指示通り動いて欲しいわけで。

かと言って、ベッドルームに洗濯物ボックスなるものを設置してやるのも癪である。
そんなものを置いたら、掃除の時邪魔。

なので、もう途中から言うのが面倒になってきて、やめた。
勝手に床に落ちているものを洗うことにした。
その結果、それまだ着ようと思ってたのに、とかなっても知らない。

そしてもう一つ、言ってもやってくれないことがあった。
正確には、やってくれることもあるけど、60%くらいの確率でやっていないので、もうこれも期待するのをやめることにした。

そう、だらしがない旦那様をお持ちの方ならきっと同じように悩んでおられるであろう、靴下脱ぎっぱなしで裏返し問題。

ひどい時は、丈の長い靴下だと、脱いだまんま放っておくので、おにぎりみたいに丸くなって裏返っている。
しかもそういうのに限って、たまに洗濯機にそのまま放り込んでくださる。

最初は、やはり妻として、夫の靴下を裏返しのまま仕上げるのはいかんな…と思ってせっせと表に返して干していたのだが。

言っても言っても本人は気にしていないし、なんかもういっか、と思って、裏返してくれないと表に返すの忘れるかも〜と予告のタネを撒いておき、それ以降も裏返したままだったので、これでもかとそのまま干し、そのまま畳んで差し上げた。

裏返しのまま置いといたら、裏返しのまま履くんかなぁ?それともちゃんと表に返して履くのかなぁ?とニヤニヤしながら、様子を見ていると、なんと裏返しのまま履いていた笑

メインで使っている靴下は真っ白の無地なので、たしかにまあ表だろうが裏だろうが、人から見たらわからない。

ただ表にラインが入っているのも気にせず裏返しで履いていたので、さすがだ、夫よ。と感心してしまった。

というわけで、全く本人は気にしていないようなので、このまま自然に任せて洗っていきたいと思う。

いつも裏返しにして脱いだままなのだから、回り回って表に返る、裏返しになる、を勝手に繰り返せばよかろう。

万事解決。

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