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よく見る色

シンボルカラーというのは和製英語らしい。

アイルランドなら緑、ブラジルなら緑&黄、と国のトレードマーク的なカラーがある。スポーツのナショナルカラーや、企業やブランドのイメージカラーも、そのカラーの与える印象は大きい。あの「ティファニーブルー」のように。

イギリスの色

が多いイメージ。電話ボックスやポスト、ダブルデッカーなど、街を歩けば赤が目につく。もしかすると、そうと思った色を意識的にピックアップするから多いと感じるだけで、実際はそうでもないのかもしれない。確かに茶色も多い。ただ、おみやげグッズになるようなシンボリックなものに赤が多いと言っても、嘘にはならないと思う。ダブルデッカーかわいい!

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因みに英国王室のオフィシャルカラーは
ロイヤルブルー

...

赤&青も結構多い。ユニオンフラッグの赤と青。ロンドン地下鉄のロゴ。くまのパディントンも赤の帽子に青のコート。

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手書き100%と手ぶれ補正ミックスのアルファベットで失礼します。
Gだけ可愛く書けた..?


現在のロンドン地下鉄ロゴは、河野 英一(こうの えいいち) 氏がリデザインした書体の”New Johnston”が使用されているそうです。河野氏は、私たちの最も身近なフォントのひとつである「メイリオ」も手掛けた方で、タイポグラフィー界のスーパースターでした!


ドイツの色

イギリスが赤ならば、ドイツは黄色が多いように感じる。
ロゴで見てみると

+黒:ドイツ郵便、ドルトムント⚽️
+赤:物流会社 DHL、宝くじのLotto
+青:✈︎ルフトハンザ、スーパーのエデカ

もうほとんど使わないけれど、電話帳がイエローページ (Gelbeseiten)なのは日本も同じでした。

そしてもちろんビールの色も!

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ドイツ国旗の上から三段目は、黄色に見えて「金」


黄色と黒の容姿は関係ないかもしれませんが、ドイツはハチを大切にする国。ハチに関するかなり厳しい法律があります。

以下、罰金についての参考ページに蜂の写真が少しあるので苦手な方はここまでで閉じて下さい。

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Bußgeld:罰金
Strafe:罰

ドストエフスキーの『罪と罰』、独語タイトルでは,,Schuld und Sühne" と ,,Verbrechen und Strafe" があるみたい。Sühneは「償い」






罰則は、地域によって厳しさが違うらしい。


夏になるとどこからか現れるハチも増えてくるので、窓やバルコニーの扉を開けるときには気をつけましょう…。


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