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関税とエネルギー


仕事とは要するになんだろうかを考えると
物質の移動ではなかろうか。

いや、物質の移動「です。」
証明は省きます。


移動は、動線が伴います。


効率とは
一つには、動線がいかに最短距離に近いかというものがあります。


新興国の安い労働力を
求めて企業が現地に工場を作って
それを国内に輸入する形を取ることで
高い競争力を獲得するのが定石みたいなとこがあります。

この定石について
動線をチェックしてみる

まず材料を資源国Cから生産国Aに移動するはずです。
材料を加工してそこから消費国Bに移動します。

C→A→Bという動線なので
Aを関節とした
くの字を形成するのがほとんどでしょう。

最短とはつまり直線であり
くの字や曲線などはその対極にあるようなものです。

その側面では、改良の余地があるのです。


ここで関税をかけると
どうなるか

早い話、国内生産が相対的に優位になります。
仮に素材までは流石に消費国にはない場合を考えるとして
動線は
C→B1→B2となります。
国内間の短い移動に変わるので
くの字から、への字に変わります。
より直線(最短)に近づきます。

つまり動線が改善されるのです。
そして運搬費用が浮くわけです。

関税とエネルギーが繋がりました。





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