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生理がなくなると、女性は「女」でなくなるのか


年齢を重ねて、生理が来なくなると、煩わしいものとおさらば出来たと思う人もいれば、どこか 「もう女でなくなるような不安」に駆られる人もいるかもしれない。


更年期には急激に女性ホルモンが減少すると言われる。


『ホルモンとは血中に分泌される化学的情報伝達物質』のこと。



【女性ホルモンの種類】


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      これらのホルモンの材料は コレステロール

意外にも、親の仇ほどに扱われがちな
悪玉コレステロール
言われるものが材料となる。


悪玉コレステロールも、体には必要な成分。
本来、問われるべきは悪玉コレステロールを減らすことではなく、バランスを整えること。


コレステロールの材料は脂質。

上手に脂質を摂り入れることが鍵となる。



更年期にはイソフラボンがいいと聞き、必死で毎日豆乳を飲んでいる人も。

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確かに、大豆イソフラボンが一部エストロゲンと似ているので、女性ホルモンのような働きをしてくれると言われているが、実は腸内細菌の環境によっては、うまく働かない人もいる。

上手く働かない場合や、豆乳を摂りすぎた場合、甲状腺ホルモンを低下させてしまう可能性がある。

日本人は海藻類をよく食べるので、大豆製品の摂り過ぎは、気にしなくてもいいと言われているが、食の欧米化が問われる現代、本当にそうだろうか?



甲状腺ホルモンは生きるためのホルモン

妊娠や出産に備える女性ホルモンに対し、
甲状腺ホルモンは生命に関わるホルモン。

人間は自然と生きる方にフォーカスする。


甲状腺ホルモンが低下すると、髪と肌は乾燥し、眉は半分薄くなり、目のむくみやクマ、低体温やだるさのような症状が現れ始める。
ミトコンドリアにも影響を与える。
ざっくり言えば、ミトコンドリアが息絶える時、それは同時に人間が生き絶える時とも言える。




豆乳をお水代わりに毎日コップ1杯以上飲んだとて、妊娠出産する訳でもない。

過ぎたるは及ばざるが如し

なんでも体にいいからと過剰に摂るのは危険だ。

更年期は 病気ではなく、あくまでも自然の流れ。

とは言え、何もせずに放って置くのも辛い。


では、更年期対策は何をすれば楽になるのか?

栄養素:ビタミンE・セレン・ケルセチン・ヘスペリジン・リグナンなどなど
ごま・そば・未精製の穀物・柑橘類の薄皮、緑黄色野菜なども上手に摂り入れる

ストレス解消すること
閉経後はリラックスしにくい状態になってしまう。
自分の好きなことをしてリラックス

筋トレ:筋肉は貯金箱。とりあえず貯金は多い方がいい。

よく眠る:大人女子は睡眠力が弱ってきます。カフェインもほどほどに、ゆっくり休もう。




でも、そもそも、生理が来なくなったら、女で無くなるのか?


いや。「妊娠出産よりも生きる方にフォーカスして長生きしてね」ってだけじゃないですか?

おっぱいがなくなる訳でも、おティンティンが生えてくる訳でもない。

大人女子に間違いない。


それに・・・例え、おっぱいがなくなっても、あれが生えてきても、出産してもしなくても、白髪が増えてきても、自分は自分。

他の者になったりしない。



しっかりと筋トレをして、ストレス解消をして、美味しいものを食べて、大人を楽しもう。


思っているよりも、大人はサイコーなのだから。

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