関涼子
いまのところ、過去に書いたもの(オーヴァーロードクロック)がメインです
細かなお知らせなど
お仕事の履歴です(現状は、ブログとほぼ同内容のものを残しているだけです)
■はじめます こちら、noteで初めての投稿です。 アカウントだけは持っていて、なにを書くかぜんぜん思いつかずに長いこと放置していたのですが、以前書いたSS集(?)的な同人誌の再録をしようと思い立ちました。 # 経歴等をまとめているブログからコメントで #「昔のアレが見たい」というリクエストを頂戴したのがきっかけです # その節はありがとうございました! というわけで、来週あたりから「オーヴァード・クロック~誰が為に鐘は鳴る」というケータイゲームの番外編をボチボチ載
※掌編、お好きなお相手視点でどうぞ。一番下にスマホ用の壁紙置いておきます。1920×1080(16:9)と2778×1284(12proMax)サイズのみです。改変・配布・SNSでの使用はご遠慮ください。個人でお楽しみくださいね! 写真を撮られるのはあんまり好きじゃない。 きみがそう言うのはわかっていたけど。ついシャッターを切って、バレてしまった。だけど、 『バカ、撮んなよな』 そう言って振り向いたきみは、ちっとも怒っていなかった。 たとえばだけど。 ここ
久しぶりのnoteですが、ご飯を食べてきたご報告です。 なんでわざわざ、と思われるかもしれませんが、このnote、 ↑ こういう主旨の記載が記事の最後にありまして(どう書くか迷ってこうなりました。用途を明確にしないのはよくないと思い!)。 いま、noteのコンテンツらしきものは停滞しているにも拘わらず、ときどきご厚意を頂戴することがあります。 (しかも「載ってる作品は知らないけど最近のお仕事のアレが楽しかったです!」的なかたもいらっしゃって……ありがとうございます……)
2020年10月7日20:30~放送。 オープニングの脚本を担当しました。 今回はマシロ、ヒバリ、飛倉の三人。 なかなか珍しい組み合わせでした、楽しかったです。
2020年8月26日発売。 脚本を担当しました。 4thツアー『BLAST』を無事に終え、それぞれの日常に戻ったImpish CrowとRUBIA Leopardのメンバーたち。 とはいえ、新しい出会いは新たな関係を連れてくる。 いつもどおりの景色に、ほんのひと匙、違う毎日。 「俺の大切なもの? それは――」 共に十公演のステージを戦った彼らの新しい日々を、彼ら自身の視点でお届けします。 宣伝音声も担当しています。
2020年8月15日20:30~放送。 オープニングの脚本を担当しました。 今回はアカネ、マシロ、ミツルの三人! 楽しく書かせていただきました、ありがとうございます。
2020年7月24日21:00~放送。 オープニングの脚本を担当しました。 マシロとミツルの掛け合い、短めですが大変楽しく書かせていただきました。 番組本当に面白かったです!
2020年7月発売。 脚本を担当しました。 公式ブログに掲載されていた「Anthosお化け屋敷に挑戦!?」を音声化するお手伝い+αです。 楽しんでいただけますように。
2020年7月22日発売。 脚本を担当しました。 4thツアー『BLAST』を無事に終え、それぞれの日常に戻ったImpish CrowとRUBIA Leopardのメンバーたち。 とはいえ、新しい出会いは新たな関係を連れてくる。 いつもどおりの景色に、ほんのひと匙、違う毎日。 「俺の好きなもの? それは――」 共に十公演のステージを戦った彼らの新しい日々を、彼ら自身の視点でお届けします。 宣伝用音声も担当しています!
2020年6月26日発売。 脚本を担当しました。 1stシーズン完結です。 Anthos6人の一生懸命な姿を見届けていただけますように! いままでもいろいろありましたが、彼らにとってはここからがスタートラインです。今後とも応援よろしくお願いいたします! 華Doll*シリーズ5thアルバム! 架空次元に存在する芸能事務所、天霧プロダクションが主催する「新規アーティストプロジェクト」が始動してから早くも5枚目のアルバム。 アイドル業界に突如発表された「華人形プロジェクト」(
2020年6月24日発売。脚本を担当しました。 Type:IC、Type:RL、同時発売です。 ――日暮、茜……! ――そーゆーそっちは、野中つぐみだな。 RUBIA Leopardの4thツアー『BLAST』開催が決定!オープニングアクトの依頼を受けたImpish Crowの四人は、バンドの名刺でもあるデビュー曲『RISE』を演奏することに。 確固たる実力を振りかざし、バンドシーンの最前線をひた走るルビレ。その背中を追いかけるインクロ 「けど、百点満点とるために歌うな
先週、すべての更新を終了しました。 毎週ご覧いただいてありがとうございました。 想像していたよりもずっとたくさんの反応をいただいて、わたしもほづみも本当に嬉しかったです。 また、想定を超えたご支援をいただいてしまったので、お約束通り、美味しいご飯を食べてきました! 今日はそのご報告です。と、その前に…… 時枝くんアクキーです。 ほづみさんが個人的に作ってくれました(全世界2個限定)。 後ろ姿も印刷あるんですよ! うっすら青いアクリル板を使い、ナスカン? が月の形なと
わかってる、と俺は心の中で呟いた。 (わかってる。この不肖二見馨、わかってますともそんなことは) なのに、吐く息がいちいちため息になるから忌々しい。 「おはよう、時枝」 手を上げて、俺はいつもと変わらない調子でそう言った。……いや、いつもと変わらない調子で聞こえるように、と言った方が正しい。 「ああ」 ちらりとこちらを見ると、いつもと変わらない調子で彼──時枝昌悟は軽く会釈して自分の席に着く。それから前に張り出された時間割へ目をやって、一時間目の授業に使う教科書とノート
息せき切って理科室へ駆けつけた俺は、呼気も整わないまま冷えた廊下に立ち尽くした。 「何やってんだ、あのひと」 思わず、声に出して呟いてしまった。 目の前の扉には手作りらしい札がぶら下がっている。大きく「重要実験中につき立ち入り禁止」と書かれた、段ボールの切れ端にたこ糸を通して画鋲で吊るした簡単な代物だ。中は黒いカーテンがすき間なく閉められていて、様子がうかがい知れない。 「……叶先生?」 中から応答はない。試しに戸を引いてみると、がちっと固い手応えがあって開かない。施
空が白んできて、社務所が少しばかりひっそりとしていることに気づいた。 (……もう朝か) 気づいたら無意識に目を擦っていた。さすがに頭がくらりとする。庭を掃く箒を止め、うまく動かない頭で考え、指折り数えてみた。かれこれもう三日ほど寝ていない計算だ……と思う。 (ときどき眠れないのが一番きついのかもしれないな、この家業は) こきり、と首の付け根が鳴るのを聞きながらぼんやり考えた。 大晦日に正月ともなれば、いくら地元の小さな神社とは言え、近所のお詣りにくるひとであふれかえる
俺は鉛筆を握る手を止めて、何とはなしに窓の外を眺めた。 (なんか、遅いな) さっきから、まるで全然時間が進んでいないような気がする。手許のスケッチブックもまだ殆ど線が引かれていなかった。 今日は大晦日、いわゆる年の瀬だ。 「今年」と「来年」の端境には、特別の気配があるように思う。毎年、この日この時刻だけは町全体がしんと息を詰め、幽かな身じろぎを見守るような、抑えた息づかいに変わってゆく。 時計を見ても違いは見つけられない。昨日も今日も、今年も来年も、変わらない。なの