木が怖い(FF XIVプレイ日記5)
キノコの魔物が、胞子を吹く。風の魔法で、その胞子ごと渦を巻き、刃となって、魔物の皮膚を切り裂く。
致命傷にはならないが、その風はその場に留まり、魔物の動きを鈍くする。
杖を掲げ、詠唱をはじめる。森の、精霊の、自然の力が、私の周りを囲み、そして杖に伝わる。
杖の先を地面に刺すと、その魔力が地面を伝い、大きな石ツブテが魔物に向かう。
鋭利な石は、突き刺さり、鈍い石は、鈍器のように魔物の身体を吹き飛ばす。
重い音を立てて、その場に崩れる魔物。その身体からは、淡く魂のようなものが抜け