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いつも川を渡る冒険者(FF XIVプレイ日記4)

黒衣森。グリタニアを囲む大きな森、グリタニアのあるティノルカ地方のほとんどがこの森林地域だ。
古の精霊が住むとされ、幻術士が古くからこの森を守ってきた。
一面、鬱蒼と茂ったその森は、その精霊の声がひそひそと聞こえてくるかのような雰囲気が漂う。
草を踏み、枝を踏み、落ち葉を踏み、その森に入る。
冷たい空気と、静かな神秘的な雰囲気。気を抜けば、森に簡単に連れ去られてしまいそうになる。

RPGだもの、街以外にもフィールドがある。
グリダニアを一歩出れば、そこは鬱蒼とした森。もう魔物がうじゃうじゃいまますよって雰囲気。
実際、現実にいたら発狂しそうなサイズのテントウムシ(LV1)や、手足のあるキノコ(LV1)が、我が森になんのようだ。と闊歩している。
森は、入り組んでおり、鬼哭隊の訓練所や、チョコボ牧場がある。

前話参照、このゲームでは、僕は見事な方向オンチで、地図を見ながら目的地に進むと、道を外れ身の丈まで伸びた草や先に何があるかわからないような獣道を進んでしまう。
地図上では目の前にある、鬼哭隊の訓練所にたどり着けず、大きな木の幹をぐるりぐるりと回っては、自分よりレベルの高い魔物のそばを通ることになり、すみません。すみません。と腰を低くして謝りながら、たどり着けないことに半分泣きながら、右半身を壁に擦り付けて歩く。

それでも、森の中でクエストを進めていくと、それなりに土地勘がついてくるのは、ゲームの進行の優しさが身にしみる。
今日もチョコボ牧場のある場所まで、トテトテと走る。(ララフェルは、本当にこの擬音で歩く。足が短いのにのしのし歩く姿はとてもかわいい。)
地図を見ながら、チョコボ牧場に向かう。
レベルも上がり、もうこの辺りには、自分よりレベルの高い魔物はいないので、胸を張って歩けるのだ。
さてはて、牧場はもうすぐそこ。
ばしゃり。いつものように川を渡っていく。ばしゃり、ばしゃり。岩をよじ登り、柵を超えて、牧場に入っていく。
向こうには、木でできたガーデニングな門があり、鬼哭隊の門番が立っている。
そうなのだ。このsat sevenday、見事に裏口から入ってきているのだ。
道を覚えたのは、川を渡ると言う道なき道を自分で切り開いた道であり、正式に舗装された道(グラフィックとしてしっかり舗装された道を作ってくれているのに!)を無視して覚えた道を使っているだけなのだ。
牧場のクエスト主は、みんな思ってるだろう。この冒険者、なんでいつも下半身がずぶ濡れなんだろう・・・・。
それでも、クエストを頼んでくれる牧場の方に感謝。

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