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見知らぬ街が帰る場所になる(FF XIVプレイ日記3)

木の扉を開けると、霊災の影響もまだ続くのか、蛮族の進行も厳しいかそこは冒険者で賑わっていた。
天井がステンドグライスになっており、木漏れ日がさらにそれを通って、キラキラと光る。その建物の名前は、カーラインカフェ。茶房と冒険者ギルトを兼ねている、冒険者の止まり木。
「やぁ」と声をかけられる。美しい顔のエレゼン族。エレゼン族は歳がわかりにくい。
彼女の名は、ミューヌ。ここカーラインカフェの主人。
広がる紅茶と、薬草の匂いの中。ミューヌに冒険者の心得を聞く―――。

といった感じで、冒険者ギルドでしばらく初心者チュートリアル。
街には各施設にワープできるエーテライトと言うクリスタルが設置してあり、チュートリアルがてらに街にあるエーテライトを開放していく必要がある。
街には、各職業のギルド、マーケット、外にでる門などがあり、頼まれたクエストのついでに開放していく。

カーラインカフェを出て、坂道を登ると都市エーテライトと呼ばれる都市の中核の大きなエーテライトが置いてある。他の街やフォールドからはこの都市エーテライトに飛ぶことになるので、周りに多くのプレイヤーがいる。
いろんなプレイヤーがエモートをしていたり、待ち合わせに使っていたりと、賑やかなんだけど、僕の激弱PCでは、動作が重くなるので、できるだけ回避したい場所になるのが悲しい。
その後、出てくるクエストに沿って、幻術士ギルドや広場、マーケットに行くことになるのだけれど、この最初の街、グリダニア。森の中の街なので、ぐにゃぐにゃと広がり、迷う迷う。
木漏れ日が漏れる景色に、まるで、小学生の自分のトキワの森(ポケモンの最初の森)を思い出しながら、地図と格闘する。

グリタニアは、とにかく造形が美しい。木造の建物が多く。そのうねった土地にうまく建物が建っている。神秘な雰囲気がちらほらと装飾や、街角の雰囲気に見える。
幻術ギルドの奥にある、碩老樹瞑想窟は、FFらしさをかもしだす空間になっている。

迷っていたのは、最初だけで、クエストを受けている内に少しは、街並みを覚えてくる。
ギルドの手前に集まる同士たち(NPC、プレイヤーに話しかけることはできないコミュ障)や、なじみの店の店主に挨拶でも交わすような気持ちになってくる。
レベルがそれなりに上がると、飛行船が使えるようになり、他の街に行くことができるようになった。
僕もそのイベントを迎え、グリタニアを飛び立つ。
美しき街、グリタニアよ。また帰ってくるからな。
まぁ、感動もひとしお。すぐにグリタニアには戻ってくることになるのだが、
「あれ?ここ、どこだ?」
「幻術士ギルドはー?」
「カーラインカフェはどっちの向き?」
そこにまっていたのは、見事にグリタニアの土地勘を忘れているsat sevendayの姿だった。

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