若桜鉄道全駅経由非公認ハーフマラソン大会を続ける理由(初回はひとり編)
毎年のゴールデンウィークに鳥取県東部の里山を走るローカル線若桜鉄道の沿線を走るイベントを開催しています。
「若桜鉄道全駅経由非公認ハーフマラソン大会」というイベントで今年2024年でで9回目を迎えます。
8年前の2016年のGWに若桜鉄道の始発駅の郡家駅からすべての駅を経由して終着駅の若桜駅までひとりで走ったのがすべてのはじまりでした。
夜のランニングコースは郡家方面
以前、僕の夜のランニングコースは自宅から船岡方面に向かって船岡庁舎を左折して大江の郷で有名な大江方面へ行くコースでした。
だいたい週に2〜3回、往復10キロ程度を走っていました。
長いときは10キロ以上大江の郷の直前まで走ることもありましたが、街灯も少なく暗いので怖かったです。
さらに動物さんたちに遭遇することも増えてきたこともあって、夜のランニングコースを変更することにしました。
変更後のコースは隼小学校(現隼Lab.)の前を右折して船岡インター方面に向かい、船岡インターを右折して郡家駅までの往復10キロです。長い時は東郡家駅まで往復15キロを走ることもあります。
山に面してなく、動物さんの気配を感じることはほとんどなくなって安心して走れるようになりました。
休みの日のランニングコースは八東若桜方面
休みの日には昼間に反対方向の八東方面に走ることが多いです。八東駅までが往復10キロ、八東小学校までが往復12キロ、徳丸駅までが往復14キロ、はっとう道の駅まで行くと往復15キロです。
2016年当時はどこまで距離を伸ばせるかチャレンジしていて、最終的には丹比駅まで往復18キロを走るようになりました。
あとは若桜駅まで行けば全駅制覇というとことまできていました。
ちなみにこのコースは八頭高校1年生の時の陸上部の練習でよく走っていたコースです。安部駅の先までの14キロ、さらに1キロ先までの16キロ、一番長い八東駅までの20キロの3パターンでした。
最後までついて行けたことはほとんどなく、だいたい途中で折り返していました。
当時は車も少なかったので、冬は圧雪の上を14キロを走ったこともありました。
自転車で若桜駅まで16キロ
2011年頃に自転車が欲しくなってクロスバイクを購入しました。購入直後に身体を壊してあまり乗っていませんでしたが、その後体調が戻って走れるようになってからまた乗り始めました。
たまに若桜駅まで行くと16キロで往復32キロを自転車で走ることもありました。32キロでは1時間を超えるのでそこそこ練習になります。若桜駅のSLを見たり、若桜のカリヤ通りや蔵通りなどの町並みを見てから帰ってきていました。
郡家から若桜までたまたま足したら21キロ
上に書いたように2016年の春に徳丸駅や丹比駅まで足を伸ばしていた頃、ある人から「ひと駅ずつ行くのは中途半端」みたいな感じのコメントをもらいました。
中途半端と言われた僕は何かできることがないか考えはじめました。
そんなある日ふと気づきました。
うちから走って行く郡家駅までが5キロ、
うちから自転車で行く若桜駅までが16キロ、
足したら21キロでハーフマラソンの距離じゃないか!
ちょうどいいのでゴールデンウィークにひとりで走ってみよう!
ということで、
「若桜鉄道全駅経由非公認ひとりハーフマラソン大会」
と名付けてイベントっぽくして走ってみることにしました。
これを印刷してラミネートしてリュックサックに取り付けて走りました。
さみしかった「ひとりハーフマラソン大会」
2016年の初回は特に何の思い入れもなく、面白そうなのでひとりで試しに走ってみただけでした。
予定していた日に祖母の法事があったので、それが終わってから14時頃からのスタートになりました。郡家まで自転車で行ってからひとりで走りはじめました。
ひと駅毎に証拠写真を撮りながら走りましたが、楽しそうに写っているもの一枚もありません。
最後は時間が遅くなって寒くなり、とても辛くてさみしかったことを覚えています。さみしかったことしか覚えていないと言った方が正しいかもしれません(^_^;
帰りは若桜から郡家まで若桜鉄道に乗って帰りました。
その時はまだ乗ることが重要ということも考えていませんでした。
ひとりで走るのは辛くてもう走りたくないって思っていあたかもしれません。
その時の僕はまだ「わかてつハーフ」にあまり可能性を感じていませんでした。
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