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オンラインによるリワークプログラムで就業継続率は86.8%!

こんにちは、VCラボ所長の松本です。

ジャパンEAPシステムズ(JES)では、かねてより契約企業従業員を対象に東京・大阪・仙台にてリワークを実施してきました。
その際、遠隔地の従業員は当該リワークを利用できないばかりか、近隣にリワーク施設がないことも多く、参加の敷居が高いことが課題でした。

有効なリワークをオンラインで提供できれば、休業者は居住地域に関わらず効果的な支援を得て、より安全に復職を目指せるようになります。
そこでJESでは、2020年にオンラインでのリワークプログラムの開発・提供を行い、対面リワークと同程度の効果を持ちうるか検証を行ってきました。

調査の結果、以下のグラフの通り、オンラインで実施したリワークにおいて復帰後12カ月時点での就業継続率は86.8%で、JESリワーク(対面型)の89.3%と比べても遜色ないことが分かりました。
このデータは精神科デイケアによる就業継続率や、リワークを利用しない復職に比べても高い比率となっており、これは画期的だと思います。

■所長プロフィール

松本 桂樹(まつもと けいき)
株式会社ジャパンEAPシステムズ 取締役
神奈川大学人間科学部 特任教授