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女性の経済的自立のススメ 2

ヨーロッパでは、男性が結婚相手を選ぶ時に稼いでいる女性、または稼ぐ可能性や能力がある人を選ぶという傾向がはっきりと出ているそうだ。北欧のスウェーデンでは、25歳から60歳まで、ほぼ9割の女性が働いている。それだけ国や会社の保障制度が充実しているというのももちろんあると思うが小さい子供がいても女性は仕事を辞めない。

男性も稼ぐ未来が見えにくい

日本でも男性の平均所得は1997年から全体的に減少している。

2020年はコロナ禍で多くの方々の生活に変化が生じた。将来の不安が蔓延しているのに結婚相手に「キミは働かなくていいよ」なんて言う訳が無い。むしろダブルインカムでなんとか将来を乗り切れそうだという相手の価値が上がる。つまり、稼げない女は、結婚相手としても選ばれなくなる可能性が高いと言える。

女子力を磨くより、自分に投資をして稼ぐ力を

女性が男性に年収を求める反面、男性は女性に『若さ』と『容姿』を求めがちといえる。女がそれを知ってか知らずかはわからないが、見た目重視が理由のヨガやピラティス、筋トレ、習い事、エステ、美容などいわゆる女子力と呼ばれるような類に時間とお金を使っている人を見るともったいな、と思う。

たくさんの人に会い、目標を持つこと。講演会や研修に参加したりするのもいい。もっというとそもそも収入というのは売り上げを上げ、数字を作るから自分の懐に入ってくるものだ。会社員を長く経験していると給与が当たり前になりすぎてなんだか空から降ってくるものみたいな感覚になってしまうが、実際は会社の社長なり営業マンが利益を上げてくれるから発生するもの。どこかから勝手に湧き出てくるものではない。

だから小さな商売でもなんでも良いから、まず売り上げを上げる、自分の新規開拓力を磨けるようなチームビルディングに参画することをお勧めする。若い時は、多少の苦境も乗り切れるようなタフさを磨いておくときっと自分の将来に役立つだろう。

女だからといって、人生にかかる固定費がなくなるわけではない。家賃も保険も食費もケータイ代も女性だから免除しましょう、なんてないでしょ?

私は女だから、といって人生から逃避するのをやめよう。

人生の松明(たいまつ)は自分で持つのだ。



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