見出し画像

比べることで、しんどく生きている人がいる。


いつも人と自分を比べ、張り合い、競争している。


そして他人が自分より優れていると思い、

自分にコンプレックスをもつ。


自分は他人より劣っている。


自分なんかダメだ。

そして

落ち込む。


少し元気が出てくる。


そしてまた

人と比較する。

自分が勝っているか負けているかと。

少しでも優勢なところが自分にあると

うれしがる。


反対に自分が負けていると、

またまた

落ち込む。


いつも人と自分を

くらべて、くらべて

一喜一憂。

これの繰り返し。

「しんどいやろうなあ」

と私は思う。


「しんどい生き方やなあ」

とも思う。


また

「何で、いつもそんなに人と比較したいのかなあ?」

と疑問に思う。

いつも比べる人に聞いてみた。


そのひとは

ポツリと答えた。


「自信がないから」


と。


さらに


「ほんとうは、人から認められたいから」

と。


「人と比較して自分が少しでも勝っていると

 安心したいのです」

と、その人は言った。

わたしは思う。


ひとは、それぞれの生き方でいいと思う。

人に迷惑をかけなければ。

しかし


人と比較することで、


落ち込み、

自分を責め、

自信をなくし、


生きる気力を

なくしているのでは

何にもならないと思う。


生きてる時間が

【もったいない】


それなら

こんな風に考えてみたらどうか?

人と比較し勝つことで


【ほんとうに得たいもの】が


「安心」

「自信」

「承認」


だと、したら


先ず【自分】と比べてみたら良い。


「昨日と自分」より「今日の自分」

「今日の自分」より「明日の自分」


というように、

少しでも過去の自分より、現在から未来にかけて

【より良くなる】だけでいいと思う。






むかし、
テレビで美空ひばりさんの追悼番組を見た。


彼女は

自分の色紙に


【今日のわれに明日は勝つ】と書いていた。



私は凄いなと思った。


あれだけ歌や芸能の才能がある人でも、

【自分と闘っている】


【人との比較ではない】のだ。


【自分なんだ!】


自己更新記録や自己ベストを目指すこと。


これは面白い!


私はいつもやっている。


やろうと決めたことを

自分がチェックすることによって。


また、どうしても人と比較したい場合は

【励み】と、すれば良い。

【目指すべき人物】と思えば良い。


そして、その人の長所に近づくための

努力をすればいいのだ。


しかし、われわれは同じ人間はいない。

励みになる人物だとしても同一人物になるわけではない。


励みにしつつ

【自分の個性】を伸ばすのだ。


わたしはどういうわけか

子供の頃から、

あまり人と比較するのが好きではなかった。

ほんまにマイペースなこどもだった。


これが現在、さいわいしているのだろう。

だから

人との比較による精神的なストレスは少ない。

ありがたいことだ。

わたしにとって

比べるのは自分だけで良い。


今日、

自分がやろうとしたことを、

自分がやったかどうかが

わたしにとっては重要だ。


やっていないこともある。


しかし、

明日は、今日の自分より、

より良くなるよう、

自分に打ち克とう!

よしっ、やるぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?