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想いはあるけどやれない現実(理由編)

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こんにちは。
ビジョンプロジェクトの我那覇です。

コミュニケーションの力で組織づくりを行うことの
サポートをしておりますが、クライアントを通じての
私自身の気づきや感じたことをnoteに綴っております。

今日のテーマは、
『想いがあるけどやれない現実』です。

なぜ、うちの社員は動かないのか?


この疑問。会社の経営者なら、誰しも一度は
思ったことがことがあるはずです。

もしくは、
「なぜ、うちのメンバーは主体的に行動しないのか?」
と思う管理職やチームリーダーなら一度は思ったことがあるはずです。

ようは、人をまとめる側の人間は誰でも一度は思ったことがある、
『なぜ動かないのか?』ですね。

そして、このなぜ?の後に思うことは、

・1言ったら5まで分かってほしい(やってほしい)(できれば10)
・分からないことは、聞いてほしい
・言わなくても分かってほしい

もっとあると思いますが、多くがこんな感じです。
でも、現実がそうならない。

となると、次に思うことは、

『やる気がないのか?』

ということです。

そう、自分が思うように行動や関わりがないと、
多くの人は「やる気」に結びつけます。
もちろん要因の一つにはなりますが、全てがそうではないです。

人と人の間に起こる『誤解』や『思い込み』


人なのでやる気がない人も存在します。

ただ、私のこれまでの経験上、
動かない社員の9割は、やる気はあります。
本当にやる気がない人は、とっくに辞めています。

じゃあ、部下にあたる人たちが何を思っているかというと、

↓管理職↓
「社長が方針を出してくれたら、すぐにやる」
「自分はその心構えはできている」
「だけど社長がどうしたいか分からない」
↓社員↓
「先輩が忙しそうで話しかけられない」
「たくさん教えてほしいことがある」
「目に見えないノウハウがもっと知りたい(スキル教育での限界を感じている)」

*実際の声

あくまでも一部ですが、ヒアリング調査をすると、
大体このような声が聞こえてきます。

ですので、やる気がないのか?というのは、
上に立つ側の人の誤解や思い込み
です。

明らかにやる気はあることが、分かります。

なので、『やる気がないのか?』という疑念を持つのは、
精神衛生上の観点からも、止めた方が自分のためです。

やる気があっても動かない理由


「やる気があるなら、想いがあるなら動くでしょ」

先輩経営者の年齢層からよく聞こえる声です(笑)
気持ちはよーく分かります。
私も社長をやっているので、痛いほど分かります。

だけど、想いがあっても動かないのが現実です。

なぜ動かないのか?

それは、社長が求めているレベルと
社員が現実としてできるレベルが違うから
です。

社長が求めていることは、社長だからできることです。
社員からすると心の声は

「(やる気はあるけど)ここまではできません」

なのですが、それが言えないのです。
また、内容によっては得意不得意もあります。
だから動かない(動けない)のです。

◉まとめ

今回は【理由編】なので、ここまでです。
次回のnoteでは、理由が分かった後に、
どうしたらいいのか?を書いていきたいと思います。

次回をお楽しみに!

■補記

文中に出てくる社員の声をどう捉えるか?はとても大事です。
甘えに捉えることもできますし、だったら言ってよ、その辺だよと
言いたくなる人もいます。

捉え方については、今回のテーマではフォーカスしておりませんが、
これはまた別の機会に、書けたらと思っています。

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