adtechtokyo出展社用、イベント攻略方法


みなさん、こんにちは。
アドテック東京終わりに書いたこの記事が

なんと12,000PVを超えまして、、

たくさんの反響をいただきました。ありがとうございました。
イベント中含めていろんな方から「Molocoさんみたいなことしたいんですけど、どのくらい予算かかりましたか?とか、来年どうしたらいいですか?」という嬉しいご相談をいただいております。
本記事ではアドテック東京やコマースサミット・ブランドサミットなどのクローズドイベントの攻略方法を紹介していきます。


フェーズ①スタートアップ、もしくは外資系企業で日本進出1年目

対象となるのは社員数10名未満で、マーケティング担当がいない会社です。
こういう会社の場合は実となるリード数やSQLがKPIになることが多いです。
かつ、商談数なんかもKPIにされるでしょう。
まずは1年間のうちであるサミットに参加しましょう。
コマース系だったらコマースサミット、ブランド系だったらブランドサミットです。
ここでは商談も設定ができるので(事前に商談予約必要なので要チェックです)、KPIも達成しやすいです。
もしできるなら2名くらいで参加をして、プレゼン枠も申し込めたらBest‼️
その枠では自社の製品だけに集中して説明せず、事例紹介のような話をすると有意義な時間になります。(むしろ事例なかったらプレゼンしないで参加人数増やしたほうがおすすめ)※本記事最後に詳細記載しています
アドテック東京では1番小さいブースかその次くらいのブースを借りましょう。今年でいうとおすすめはC13-22がいいですね。
今年の動線の場合右側の受付から左下に向かって人が流れていくのでCラインは必ず通ります。
そんな人に少しでも目につくリーフレットなどがあるといいですね。

なので必要準備物は
・簡単な媒体資料(ペラいち、事例も挟まってるとなお良い)
・資料DLできるQRコード用意
・簡単なノベルティ(アドテック東京ではトートバッグ配られるのでそこに入れれるサイズだとBetter)

とにかく誰にでも話しかけられる人がいるか、カンマネがインフルエンサーだといいですね。同窓会ぽく人が座れるくらいの椅子とかのスペースあるといいかもしれません。

フェーズ②マーケティング担当者1名、事例が集まってきたレベル

具体的な事例が日本で出始めて、しかもその事例がアドテック東京の参加者ととても親和性がある場合、
exhibitionステージで1コマ申し込みましょう。
あとはカンマネは公式セッションに応募もしたほうがいいです。
ブースもB-4とかの大きさがおすすめです。
ノベルティもフェーズ1よりは豪華なものを用意しましょう。Tシャツとかマグカップとかちょっと豪華なノベルティだと喜ばれるかもしれません。
またこの規模の外資系の場合グローバルのお偉いさんが日本に来ると思うので、フルカンパスを1枚買っておいて夜のネットワーキングに参加するのもいいでしょう。
隣にリッツカールトンがあるのでホテルの部屋をとっておいてエグゼMTG用にすると喜ぶと思います。

おすすめのセットは
・公式セッション応募(無料、審査あり)
・ブースとExhibitionステージ1コマ
・ノベルティ
リッツカールトン2泊3日
です!

フェーズ③マーケティング担当者1名以上、事例が複数集まってきて急成長フェーズ

今年のMolocoなどにあたります。アドテック東京の参加者(広告主や代理店)へのアテンションの最大化を目的として参加する場合のプランです。
むしろこの規模になったときに中途半端に投資するより振り切ったほうがおすすめです。
ブースは一番大きいブース、もしくは2つを購入しましょう。
その上でミニセッションを最低でも1日4つは企画したほうがいいです。
特に午前中と15時以降は人が集まりやすいので、それぞれで2コマずつやって計8セッションでも意味があると思います。
さらにアテンションをあげるためにはキーノートを買うか、コーヒーブレイク、ロゴ印字などがおすすめ。あとはネットワーキングパーティなんかもスポンサーとしては有効活用できると思います!
キーノートはインパクトも問われるのでカンファレンスステージを買うのもありですね。そうすると自社動画が流せます!!
おすすめセットは
・ブースは一番大きいサイズ、もしくは2コマ
・ミニセッション(30−40名集客×8コマ)
・キーノートOrコーヒーブレイクOrネットワーキングスポンサーOrカンファレンスステージでのCM投影

簡単に3つのフェーズを紹介しましたが、それぞれを表にまとめるとこんな感じです。


番外編:コマースサミット/ブランドサミットの活用方法

毎年年に数回開催されるクローズドイベントに先日参加してきましたので、これまで合計4回?くらい参加してきてかなりのROIを維持できてきた経験から、事前にこんな準備あったらいい、とかをご紹介していきます。

①いつまでに申し込んだらいい?
とても早い時期に枠が埋まってしまいます。例えば今回のブランドサミット(3月13−15日)は1月にはほとんど埋まっていましたので、3ヶ月前には申し込みを確定するのがおすすめです。

②どんな申込方法があるの?
毎回メニューは刷新されていくので最新を事務局に聞くのがおすすめです。が、基本は商談付きパスが最低限必要になります。この商談というのは最終日などに事前に管理画面で合意したMTGが最大8つ組めます。
ただし参加していただくとわかる通り、毎日行われるスポンサーセッションはとても有効なので事例があって事例顧客を招待できる場合はこちらも必須です。

③商談のための準備は?
無事に商談を組めたらその時間までなにもしなくていいんだ、と思ってるそこのあなた。とても大間違いです。
イベントは最初は席が決まっています。できれば1日目の開会式が始まるまでに商談相手に簡単に挨拶しにいきましょう。「3日目の商談お申し込みさせていただいたXXのXXです。イベントでまたお話しさせてください!」くらいでいいと思います。そのあと見かけるたびに声をかけるのもいいと思います!
1日目は席が決まっていますが、1日目の夜以降は顔と名前と社名が一致しなくなり、名札が隠れてよくみえないことがあるのでこの1日目のときに一致させることが極めて重要です。
そのうえで1日目の夜、2日目、2日目の夜の時間などに話しかけイベントについてや業務内容、困ってることなどをヒアリングしましょう。
ブランド側もなにかいい情報がないかを収集しにイベントに参加しているので積極的に課題を開示してくれるはずです。
またここで大事なのはなにが提案できるか、ではなくなにが提供できるか、という視点で話をすることです。
つまりうちの商品だったらーという話ばかりではなく、コンサルティングのような立場で自社の商品関係なく課題解決の提供をするといいと思います。そのうえで最後の商談時間で、「昨日の夜にお話ししていたXXの課題ですけど、うちだったらこういう課題解決があります」という話ができます。
また商談時間は10−15分ととても短く、また会場も商談だらけなのでとても大きな声で喋らないといけません。そのうえで伝えたいことのメッセージ、その時間でのゴールなどは事前に設定しておきましょう。
おすすめは
・すでに課題がイベント中に聞けていて、課題解決のペラ1を作ってある
・事例もある
・会社概要、自己紹介などはイベント中に済ませてある
・改めてのアポイントを取り付ける
です。

④それ以外に気をつけること
イベントに参加することが決まったら参加しそうな人を周りでいち早く見つけておくといいと思います。
また過去よく参加してる人にくっついていくと人を紹介してくれたり、といういいことがたまに発生します。


事前準備が9割、と言われてる仕事ですが、このイベントにおいては10割事前準備が大事になります。
これ以外にも気をつけること多数ありますが、思いつき次第追記していきます。!!

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