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解散したバンド特集【Music-Con-Text】vol.22

「Music-Con-Text(以下MCT)」は、音楽家(音楽を作る人・歌う人)が作る新しい音楽メディアです。素敵な音楽はたくさんあるけど埋もれてしまいがちな昨今、バズっているバズってない、古い新しいに関わらず、音楽家がいいなと思った音楽を紹介する音楽メディアを目指しています。毎週月曜日夜21時更新予定。noteマガジン「Music-Con-Text」をフォローしてお待ちください。

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解散したバンド特集

今回は今はすでに解散してしまったバンドの特集なのですが、解散してもみんながめっちゃ愛情を持ってそのバンドを聴いていたことが記事を読むとわかって、なんだかめっちゃ愛を感じて勝手に嬉しい気持ちになりました!みなさんにも大好きだったけど解散してしまったバンドはいますか??ぜひコメントやX,Blueskyなどでも思い出を教えてくれたらうれしいです。

今回の企画は執筆もしてくれている、tattoさんのアイデアですありがと〜〜〜!それではどうぞ!!(sumeshiii)


✏︎橙ミャオ の"解散したバンド"

Music-Con-Textをお読みのみなさま、はじめまして!
「作曲ねこ」なる肩書で活動している、橙ミャオと申します。
このたび初の寄稿となります、どうぞよろしくお願いいたします……!

さて、今回のテーマは「解散したバンド特集」、
橙ミャオからは2004年結成、2012年解散のバンド
「School Food Punishment」
をご紹介させてください!まずはさっそく楽曲を。

00年代といえばまだまだ「ロックミュージック」に勢いがあった時代。
そんななか、あまりにも鮮烈なストリングスで始まるこの「futuristic imagination」という楽曲は、 「日本のバンドのメジャーデビュー曲」としては当時かなり異質なものだったのではないかと思われます。

彼らはヴォーカル&ギター・キーボード・ベース・ドラムという、ロックバンドによくある楽器編成でありながら、 その音楽性にはいわゆる当時の「ギターロック」的なものとはどこか一線を画した部分があります。
ストリングスアレンジからして、ロックバンドにプラスワンするイメージではなく、完全に『楽曲の核を為す要素として存在させている』のがポイントですよね……!

そう、彼らは"4人のメンバーからなるバンド"という形態に拘りすぎることなく、 様々なアプローチで『挑戦的なポップ・ミュージック』を追求していったバンドでした。
そんな彼らの最先端っぷりを象徴するような一曲がこちら。

生ドラムと打ち込みドラムの共存に、ふんだんに用いられる打ち込み音やFX。
この疾走感あふれる「light prayer」という楽曲、いわゆるドラムンベースと呼ばれるジャンルから影響を受けているような節があります。
様々なジャンルを貪欲に吸収し、あまりにもユニークな音世界を作り上げていった彼らは、まさしく『オルタナティヴ』な存在のバンドだったのではないかと、そんな風にわたしは思います。

2012年の解散後、ヴォーカルの内村とプロデューサーの江口は「la la larks」、 キーボードの蓮尾とベースの山崎は「siraph」というバンドで活動を開始しています。
バーチャル界的にはla la larksが楽曲を提供している、「YuNi - 花は幻」などは有名どころではないでしょうか。
School Food Punishmentのオルタナティヴなポップセンスをもっともっと聴きたかった気持ちもありつつ、しかしその後新たな道を歩んだ彼らの今後の活動にも、もっともっとワクワクしつづけたいところですね……!

▼橙ミャオ の楽曲紹介

今回わたしの作品からご紹介いただくカバー楽曲も、
解散……ではないのですが、2016年を最後に惜しくも活動休止となった
「Menoz」というバンドの楽曲になります。
美しくノスタルジーを奏でるようなピアノによるイントロが印象的な楽曲「僕らのナツ。」は、今やインターネット上で音源を試聴・入手することは不可能であろう激レア曲となってしまっています。
名曲はいつまでだって残したい。そんな思いのもと、Gt.レグナ/Ba.沖コエビ(敬称略)の両名のお力もお借りして制作させていただいたカバー楽曲です!
「少年だったことがある」……そんな一節からつい聴き手も"あの夏"を思い起こすような、そんなすてきなノスタルジー。少しでも再現できていたらうれしいな!

橙ミャオ

✏︎七篠さよ の"解散したバンド"

みなさまはじめまして!
七夕の歌姫としてVsingerとして活動しております七篠さよと申します。
MTCでの初の寄稿となります。どうぞよろしくお願いいたします。

今回のテーマ「解散したバンド特集」
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七篠さよからは2014年結成、2023年に解散した「ドラマストア」というバンドを紹介させていただきます。
メンバー変遷を経て「正統派ポップバンド」を掲げ活動していた4人組のバンドとなります。
彼らのコンセプトは「君を主人公にする音楽」としており、リスナーの生活を一瞬でドラマティックにするをテーマに活動していたバンドです。

ポップミュージックをロックで体現しつつも、 初めて聴いた人でもどこか自分の身近に感じられる歌詞と自然とすっと入ってくるような心地よいバンドサウンドにピアノのキラキラとしたメロディーが特徴的な楽曲となってます。

それだけでなくキラキラとしたメロディーでありながらどこか現実味を帯びた歌詞も特徴的で代表曲である「至上の空論」は男女のドロドロな関係を描いた楽曲となり、ボーカル長谷川の爽やかな声に相反する歌詞にギャップを感じ、楽曲の魅力を一気に引き出しています。

そんな男女のドロドロを描いた「至上の空論」ですが、歌詞を読み込んでいくと言葉のいたるところにどこか共感できる感情が散りばめられてたりとストーリーがありながらも言葉一つ一つに聴く側としてもつい頷いてしまうような楽曲となっています。

ドラマストアをまず聴くならまずこれ!
ミニアルバム「swallowtail」
収録曲
1.三文芝居
2.流星群
3.秘密
4.蜃気楼の町
5.ラストダイアリー
6.未来へのブーケトス

その中でも特に個人的にイチオシ楽曲は「ラストダイアリー」です。

入りから爽やか100%でピアノの伴奏メインで疾走感のあるバンドサウンドからのBメロ転調でがらっと格好良い雰囲気に変わりまた疾走感のある爽やかなサビに変化するながれが聴いててとても気持ち良いです。
それなのに歌詞が切なくボーカル長谷川の透き通る声がより一層聴いた人の感情に訴えかけるような楽曲になってます。

ちなみに「swallowtail」はギター&キーボードの鳥山が加入後、リリースしたミニアルバムとなります。 見た人は?と思うかもしれません。
ギター&キーボードってどういうことだ?どうやって演奏するねん!と。。。
その通りどちらもやってます笑

ドラマストアは聴いていただくとわかるのですがこのピアノですが実はギターも兼任しての演奏なんです。
私も最初ライブ会場で見た時かなり驚きましたが、ギターを背中に背負ってキーボードを引きながら曲の途中でギターに切り替えて弾くというとんでもないことをしてるんです!
ラストダイアリーはピアノからラストサビでギターに瞬時に切り替える瞬間があるのですがそれが最高に格好良いです。もうくるっとギターを持ち変える姿は匠の技です。

swallowtailは後にドラマストアが「正統派ポップバンド」を掲げるようになった円盤であり、日常の切り取りつつも聴いた人がどこか明日へと向かうような曲が多く私自身今でもこのアルバムを聴いてるほど好きな楽曲が多く収録されてます。

コンセプトである「君を主人公にする音楽」を体現してるミニアルバムだと思っており、あまりバンドを聞かない人でも非常にどの曲も聞きやすくそして共感できる楽曲ばかりなので気になる方は是非一度ドラマストアを聴いてみてください。

▼七篠さよ の楽曲紹介

バンドサウンド×ピアノ、彼らの楽曲コンセプトにおいてはかなり影響受けており、自身の楽曲や活動テーマにも繋がっているかもしれません。

「夜とスピカ/七篠さよ」
8ヶ月連続公開したオリジナル曲の集大成として8曲目に発表させていただいた楽曲で、今年の1/20にリリースした1stアルバム「Arcspica」にも収録されてる楽曲となります。

七篠さよ

✏︎桜葉どらいぶ の"解散したバンド"

こんにちは!バーチャルシンガーソングライターの桜葉どらいぶです!
解散したバンド、ということですが、自分が好きなor好きだったもうやってないバンドは本当にたくさんありますね。特に思い入れが強いバンドを考えてみると、初めて見た来日バンドってとこでenemiesが思い浮かびました。

enemiesは、アイルランド出身の四人組インストポストロックバンドです。
このバンドの来日見に行ったとき自分は本当にインストのポストロックバンドにハマっていて、toeとかLITEとか国内のそういうバンドを聴き漁ってました。国外だとこのへんMogwaiくらいしか追えてなくて、正直来日見に行ったのも対バンのa picture of her(日本のインストバンドです)目当てだった記憶があります。このときは2ndのEmbark, Embraceのレコ発的なタイミングで、アルバムちょっとだけ聞いてから行ったけどほぼほぼ詳しくなかったような感じ。

Embark, Embrace

対バンのa picture of herとSZKN(旧名:静カニ潜ム日々)がめちゃくちゃいいライブをしている中、このバンドは果たしてそれを覆してこれるのかな〜なんて思いながら転換中待ってたら、急にステージに二台目のドラムを設置し始めたので笑ってしまいました。
そうなんです、このバンド、ギターの人(Mark)がたまに曲中でドラム叩くので部分的にツインドラムになるんですよね。 それから演奏が始まるやいなや、特にドラムの音量のデカさに圧倒されました。なんで海外のドラマーってあんな音デカくなるんだろうっていつも思いますけど例に漏れずこのバンドもそうだった。ギターの音もぶっといし、ベースの音もなんかすごい特徴的で、迫力あるな〜って思いながら見てました。音源聞いてる限りだと日本のバンドほど曲展開を複雑にしていないみたいなのもあって、当時の自分にはちょっと地味かななんていう気持ちもあったんですけど、ライブ見たらまあそれも吹っ飛んだなっていう。あとMark(Gt.)がEMGのピックアップ乗ったギター持ってて、こういうジャンルでこんなメタラーみたいなギター持つ人いるんだ!っていうカルチャーショックも受けました。音とかフレージングはセミアコ持ってるLewisの方が好きだったけど、二人とも音の方向性が違うからちゃんと分離して聞こえて、ああツインギターってこうやるのが正解なのかな?みたいに思った記憶がある。
そして唐突にドラムの方へ移動しはじめるMark(たしかCoral Castleのラスト)。二台同時に鳴らされるドラムは本当に迫力がすごく、一気に虜になってしまいました。多分日本のバンドにこの空気感ってなかなか出せないんだろうなってちょっと衝撃を受けました。

思えば、このバンドを見に行ったことをきっかけにして色んな洋楽を聞くようになった気がするし、来日バンドのライブを見に行くようになった気もします。
そんなenemies、このライブが自分にとって最初で最後のライブになってしまいました。この次のアルバム出した(Valuables, 2016)割とすぐ後に解散しちゃったんですけど、記憶が正しければそうなるまで一回も来日無かったような気がします。
それまで邦楽のバンドばっかり聞いてた自分の音楽の聞き方を180度変えてくれたバンドなので本当に感謝してますし、もしenemiesに出会っていなかったら私は今のような音楽活動をしていなかったかもしれません。
あんまり音楽性に触れずに自分の思い入ればっかり書いてしまいましたが、このバンドの自分が思う音楽性は、言うなれば技巧を前面に押し出さないけど恐ろしく技巧のあるバンドって感じ。フレーズの繰り返しを生かした曲作りがめちゃくちゃ上手くて、インストなのに歌心がある(実際たまにマジで歌ってるし)。パワフルなリズム隊に乗るめちゃくちゃクリーンな二本のギターは、とても美しく絡み合い、それなのにリフの難易度的にはえげつなくて、そりゃもうギタリストとして影響を受けました。めっちゃ耳コピした。
どうやら2023年にリユニオンライブを二回くらいやったらしくて(ドイツとイギリス?)、この流れで日本にも来てくれないかな〜ってひそかに思ってる今日このごろ。あくまでリユニオンだから、まあ新曲とかはもう出ない気がするんだけど、なんかそれでもまた見られたら本当に嬉しいなって思います。

▼桜葉どらいぶ の楽曲紹介

自分の曲としてはちょっと前に出したロードウォーンという曲を紹介させてください。

一昔前の音楽系VTuberの空気感に対して自分なりに別れを告げるような曲に仕上げたつもりです。解散、ではないですが一つの時代の終わりという意味ではちょっとテーマに沿ってるんじゃないかなって勝手に思ってます。


✏︎tatto の"解散したバンド"

みなさんこんにちわ!!
Ion nLithosの作曲してますtattoです!!

今回の特集の立案させていただきましたtattoです
まず自分が紹介したいのは『NICO Touches the Walls』です
auやカルピスウォーターのCMも担当したことがあるので聴けば覚えてる方もいるかもしれないですね
そんな彼らの曲から紹介したいのは『THE BUNGY』です

キャッチーなカントリー風のギターリフから入り圧倒的な歌唱力で歌い上げ、サビでのイントロのギターリフを奏でながらのコール&レスポンス
歌唱力、演奏技術アレンジ、そしてパフォーマンス楽曲を初めて聞いて私はこのバンドの虜になりました
そんな彼らも残念ながら2019年に解散して現在Voの光村龍哉さんはZIONというバンドで2022年ごろから活動を開始しております。
まだまだ新しいバンドなので、これから追ってみるのはいかがでしょうか!!

次に紹介したいのは、とあるサーキット型フェス見かけ独特な歌声とポップなサウンドを取り入れた楽曲にはまった『LILI LIMIT』です
全国的に知られるような大きな活動はできず残念ながら2016年にメジャーデビューしたものの、2018年には解散してしまいました。
そんな彼らの楽曲から紹介したい楽曲は『Kitchen』です

独特な歌声で歌われる女性目線の日常風景と心情を織り交ぜた歌詞と彼らの特徴でもあるエレクトロなサウンドが日常のちょっとした風景に溶け込むようなそんな楽曲です。
Voの牧野純平さんは現在も音楽活動を続けているみたいなので今後の活動に注目しています。

他にも惜しまれながら解散してしまったバンドはたくさんありますが、ここでは到底紹介しきれないので、また違う機会や配信などでお話ししたいですね。

では!!

▼tatto の楽曲紹介

今回紹介する自身の楽曲はVtuberの明夜くんと一緒に制作した「おいてけぼり薄暑」です
別れの複雑な感情描いたセンチメンタルな楽曲です!!

tatto

✏︎樫野創音 の"解散したバンド"

こんにちワウペダル~!(自分でも定着していませんがオリジナルの挨拶です)
ギターロックっぽい感じの曲をいつも作っている音楽系VTuber、樫野創音(かしのつくね)です。

今回は解散したバンド特集ということで、挙げたいバンドがありすぎる……!けどなかなか音源が紹介しづらかったりして選ぶのが難しい……!ということで今回は最近MVが公式でアップされたりシングルのサブスクが解禁されたりなにかとタイムリーなバンド『Cymbals』をご紹介します。

1997年結成。渋谷系の流れを汲んだオシャレな雰囲気を纏いながら、その軸にロックやパンクを感じさせるとってもキュートなバンドです。中心人物である沖井礼二氏はThe Whoのピート・タウンゼントを敬愛しているとのことで、まさに渋谷系×60年代ロックという感じですね。ジャンルとしてはポスト渋谷系やネオ渋谷系と呼ばれたりしています。沖井さんのアグレッシブに動きまくるベースがとにかくかっこよくて一体どれほど影響を受けたことか……。MVからも伝わる通りポップな中にもどこか毒があり、CDのアートワークなども含めて渋谷系のソウルを感じますね。

2004年のバンド解散後もメンバーは第一線で活動しており、ボーカルの土岐麻子さんはソロアーティストとして大活躍、上述した沖井礼二さんは様々なアーティストに楽曲提供している他、清浦夏実とのユニット『TWEEDEES』でも活動中、ドラムの矢野博康さんも様々なアーティストのプロデュースや楽曲提供に携わっています。月ノ美兎さんの楽曲に編曲で参加してて普通にびっくりした。

もうひとつ紹介したいバンドがあります!2023年に解散したバンド『bonobos』です。

2001年結成、当初はダブやレゲエを基調としたサウンドでしたが、メンバーチェンジを経てシティポップ的なサウンドへと変遷しました。このバンドが解散発表後に出したラストアルバム『.jp』はバンドとして"完成"をものすごく感じられる作品です。3か国語が盛り込まれたこの楽曲『Not LOVE』もそうですが、ボーカルの蔡忠浩さん自身のルーツやその時起きている出来事に対する歌詞やサウンドへの落とし込み方が素晴らしく、また演奏の仕上がり方がとんでもない。まさにバンドとしての最高到達点にたどり着いたと思わされる大傑作です。

20年も歴史があるバンドではありますがラストライブでは現体制になってからの最近の楽曲がほとんどで、それ以前の楽曲が好きなファンの中には不満を漏らしている方も少なくなかったようですし、自分自身もあの頃の曲ももっと聴きたかったなあと思うところはありましたが、それもやはり忖度なしに自分たちの到達した現在点をもって解散しようという意志があったんだろうなと、そしてそれはすごくカッコイイ終わり方であると思います。

▼樫野創音 の楽曲紹介

今回紹介する自身の楽曲は、月ノ宮よる氏と一緒に活動しているユニット『僕らのオープニング』の楽曲です。このユニットでは主に作詞作曲編曲を手掛けております。ちなみに先ほど紹介したCymbalsの『Do You Believe In Magic?』のカバーもやっていますので、よかったらそちらも聴いていただけると幸いです!


編集長 sumeshiiiのコラム

「自分はなんで今の時代に生まれてきたんだろ〜〜、この時代に生まれたかった〜〜」って思うことはみなさんありますか??僕はかつてそう思ったことがよくあって、それは1960年代後半〜70年代前半、でした。そしてその時代に生まれて、たった数年間だけ活動した「はっぴいえんど」をリアルタイムで知りたかった!

「風をあつめて」は一度はどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか??

はっぴいえんどは、のちにYMOなどで活躍するベースの細野晴臣、のちに松田聖子の歌詞などを手掛けるドラムの松本隆、日本の歌謡曲の礎を気づいたと言っても過言じゃないギターボーカルの大瀧詠一、オリジナリティあふれる最高のギタリスト鈴木茂の4人組です。はっぴいえんどはたった3枚のアルバムしか出してないんですが、ロックのビートに文学的な日本語を載せたスタイルが、その後の日本語ロック〜ニューミュージックの流れを作った存在だと思います。

こんなバンドが革新を起こしていく様を自分が近くで見れていたら、どんなふうに感じただろう、といつも想像します。あまりにも思いすぎて「暗闇坂むささび変化」という曲があるんですが、その暗闇坂まで行ったくらい。いつかはっぴいえんどの2ndアルバム『風街ろまん』のようなアルバムを作りたい、と僕の音楽人生の目標でもあったりします。

それはそれとして、最近は「この時代に生まれたかったなあ」とは前ほど思わなくなりました。なぜか最近になって自分が小学生の時代を過ごした90年代のことをいろいろ思い出して、ポケモンのアニメをかぶりついてみたこととか、ワンピースが始まってみんなでウィーアーを歌ったこととか、左手を鬼の手に見立てて遊んでたこととか、自分が生きてきた時代も悪くなかったな、なんて少し思うようになりました。自分という存在が無くなってもずっと聴いてもらえるような曲を作っていきたいな〜〜〜と今回の記事を書いて思いました!では!!


MCTメンバープレイリスト!随時更新中!

MCTに記事を書いているメンバーのオリジナル曲プレイリストがあります!記事と合わせて楽しんでね!プレイリストはメンバーが増えると随時更新されていきます。時々チェックすると曲が増えてるかも・・・?!

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Artwork by 詩川天楽

▼新規追加楽曲

静寂にて(或いは世界を誠実に描くたった一つの方法) feat. メタモエ / 橙ミャオ

夜とスピカ/七篠さよ


参加したい音楽家の方、募集!

参加者募集

音楽家(楽曲制作をする人、作詞をする人、エンジニア、そして、歌う人)で、この企画に興味ある、参加してみたい、という方はぜひsumeshiiiのX(Twitter)や、Discord知ってる方はDiscordまで、ご連絡ください!運営Discordサーバーを制作しましたのでご招待します。

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まずは1曲、特集内容にそった自分のおすすめ曲をコメントしてみるというだけでも大丈夫ですので、ぜひ参加してみてください!やってみて合わなかったら読む専に徹底しても大丈夫ですし、抜けても大丈夫です!音楽の紹介コメントって結構楽しいし、それを各自ばらばらにあるよりかはコンセプトの元にまとまってたほうがより効果があると思うのですよね・・!そんな意図もMCTにはあります。

今後の展望

今回特集記事で書いたような、楽曲紹介コメントを書いてくれるメンバーを募集して、記事を定期的に出していけるようにできたらいいな、と思っています。

そして、現在はsumeshiiiのnoteに投稿していますが、MCTに参加してくれるメンバーが増えれば、その中からご自身が編集長として各自で特集を組んでご自身のnoteで公開するという方がどんどん出てきたらいいなと思っています。(なのでnoteのマガジン機能を使います!)そうすることで、ご自身の音楽と記事を紐付けることができ、記事の閲覧者が増えるほど自身を宣伝する機会が増えていくことになると思っています。それがMCTの最大の狙いです。

さらには、ライブ配信と連動してみたり、Spotifyのプレイリストやポッドキャストの連動もしてみたいし、さらにその先はコンピレーションを作ったりなど、より広がりがある展開ができると考えています。最初は音楽家限定にしていますが、そのうち、ライターの方のコーナーやリスナーが参加する企画などもできたらいいなとも思っています。


バックナンバー

Music-Con-Textの詳しいコンセプトや、sumeshiiiが立ち上げた理由、理念などはこちらの記事に書いてありますので、合わせて読んでみてください!

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