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創作現代短歌概論

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その日に感じたことを短歌にしてます。 怒らねぇでってことだけ言っときます。
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記事一覧

お料理短歌 8首

お料理短歌 8首

舞茸を豚バラ肉で巻いただけ それを弱火でちょっと焼くだけ

簡単に少々なんて言われても胡椒少々躊躇逡巡

オリーブオイルでさっと炒めて塩胡椒弁当屋の雑魚いパスタ

サラダなど軟弱者が食うものと言ったあいつは薬飲んでる

おにぎりを握る姿を想像し手は洗ったか? 聞いて怒られ

大量の枝豆湯掻き風呂上がり汗と同じだけ飲むハイボール

かっぱ巻きは実はかっぱマジ入ってる前世でかっぱを殺して知ったよ

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カス短歌 1首

カス短歌 1首

だいぶ前に終わったプリキュアのエロ画像を描いてるおじさんが好き

短歌 7首

短歌 7首

太陽を浴びず過ごした休日にモニターだけが僕を照らした

ウイスキー注ぐグラスを揺らすから濡れた氷も揺れて溶け切る

助手席に誰を乗せるか思案してコンビニ袋の特等席に

眠れない真夜中みたいに落ち着かず膝を揺らした君がいた春

サッカーで盛り上がってる隣室の騒ぐ声だけ聞いて喜ぶ

5人掛けソファを買った日曜日友くる日までL字に眠る

東北の町に越してく女の子東北なんか、悔し紛れに

飲酒短歌 7首

飲酒短歌 7首

コンビニの袋がもはやゴミ袋名前変われば役目も変わる

ウイスキー割って注いだハイボール氷が当たる唇が好き

つまみにと冷凍庫漁る一人飲み冷凍食品これでいいのだ

毎日の疲れを癒す酒盛りよ今日のつまみは日々の不満か

換気扇下で火を付け紙タバコ揺れる紫炎に顧みる今日

酒飲んでYouTube見てタバコ吸い俺の週末これでいいのか

大人びたつもりで飲んだ缶チューハイ今じゃ甘くて飲めなくなった

短歌 7首

短歌 7首

カーテンの隙間で揺れるホコリから何かを取ろうと腕を伸ばした

助手席の窓が結露で曇るから誰か描いてよ相合傘でも

指先でなぞる水滴伸びた先机の角に薄く消え行き

立ち飲み屋グラスの奥にいい女声かけないからいい女のまま

気にするな落とし物など忘れよう俺のじゃねーしお前のだから

公園のブランコの板に砂を盛る俺の場所だし誰も座るな

歩道から急に車道に飛び降りる死にはしないさホコテンだもの

短歌 8首

短歌 8首

哲学を知ろうとしたら殴られた過去の大人に上から目線で

行く時に空を見ていた時間だけ帰り道では下を向いてた

毎日を繰り返すふりで新しい自分と出会うチャンスを逃す

手を振って別れた晩の帰り道空いた手に持つ缶ハイボール

知っている平らな道の歩き方でこぼこ道を避けて通った

夕闇に伸びた影さえ追い抜いて明日に迎えと走り出す君

たくさんの小魚達が集まってるそれを子どもが枝で混ぜてた

寝る前に瞼の

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