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短歌 8首

哲学を知ろうとしたら殴られた
過去の大人に上から目線で
行く時に空を見ていた時間だけ
帰り道では下を向いてた
毎日を繰り返すふりで
新しい自分と出会うチャンスを逃す
手を振って別れた晩の帰り道
空いた手に持つ缶ハイボール
知っている平らな道の歩き方
でこぼこ道を避けて通った
夕闇に伸びた影さえ追い抜いて
明日に迎えと走り出す君
たくさんの小魚達が集まってる
それを子どもが枝で混ぜてた
寝る前に瞼の上を捏ね回す
明日になるなとどこか必死に

どりゃあ!