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冷やしうどんはじめました

昨日はまたことのほか暑かった。
この数週間、暑いと思っても翌日にはまた涼しくなったりもしていたが、いよいよ逆戻りはないだろうなというところまでやってきた感じだ。

家の中まではまだ蒸さないので、在宅の僕はそれほど暑いとも思っていなかったが、午後にちょっと買い物に出たら即クラクラきた。
これはアカン。
学校や勤めに出た家族はいかほどの暑さだったろう。

冷やしうどん、はじめました。

本当はざるうどん~♬と思いながら作ったし食べたし、このnoteにもそう書いてみたが、写真を見るとザルなんてどこにもないことが誰の目にも明らかなので冷やしうどんと脳をリセットした。

加えて夏の味覚・ハモ天、大分の味覚・鶏天も用意した。
ハモはぬめりを取ってからふんわりと、鶏ムネは生姜汁に漬け込んでしっとりと。
…のはずがこんがり揚げすぎて、これ唐揚げ?と訊かれ、軽いショック。

20年に及ぶ長い愛媛時代を経て僕は、うどんといえばシコシコの讃岐うどんやろ、それ以外は認めん!と豪語するまでになっていた。
自分がフニャフニャうどんの関西出身であることを忘れての宗旨替え。

しかし神戸に帰ってきて早や7年、スーパーでフニャフニャうどんが1玉25円ほどで手に入る関西のフニャフニャ病にまたすっかり侵され、うどんといえばのはずの讃岐うどんは高価すぎて手を出せなくなっていた。
むしろフニャフニャうどんに懐かしさを覚え、愛用するようになったのだ。

でも、このざるうどん、もとい、冷やしうどんがフニャフニャなのはいただけない。
キンと冷やしたうどんは、エッジが立つほどキレキレ、シコシコ、いやゴリゴリでなければ。

うだるような暑い日は、これから数か月にわたって嫌というほど続く。
でもそこまでになると、やっぱり喉ごしの点で素麺しか勝たん。
猛暑の候には、うどんの太さが喉を通らなくなるのだ。

となると、ざるうどん、もとい、冷やしうどんの出番は、いよいよ本格的に暑くなってきたなと感じた瞬間しかない。
このため、冷凍の讃岐うどんを1週間ほど前から冷凍庫に待機させ、そのタイミングを虎視眈々と狙っていたのだ。
それが昨日だった。

この暑い日が続き、再びドロンと脳が融けはじめたら、次はいよいよ、冷やし素麺はじめました、となるのだろう。

〈第6回 ぐるめぐる神戸 in 明石〉は今日が申込締切日。
参加するつもりで申込を忘れた方は必ず今日中に下記記事よりお申込を。

(2024/6/15記)

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