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日本を代表する2大都市のイメージが…

香川県の西端の町・観音寺は「かんおんじ」と読む。
ふつう観音様は「かんのんさま」だし、市名の元になった市内の観音寺も順当に「かんのんじ」と読む。
いわゆるリエゾンというのか、連声というやつだ。

だから、よそから来た人の多くはこの町を「かんのんじ」と読む。
それを耳にするたび、ちゃんと正しく読もうよとは思う。
人名を間違えるほどではないにせよ、失礼にはあたるだろうから。
でも、地元の人か遠来の人か見分けるのにはちょっと便利。

発音が時代とともに変化するのは自然なことだから、いずれ観音寺市も「かんのんじし」となる日が来るかもしれない。

が、それを言うなら、単に新幹線の駅名だった新大阪や新横浜は、50年の時を経て今やその地域の名前として定着しているから、いつしか「しんのーさか」、「しんにょこはま」になるのだろうか。
日本を代表する2大都市のイメージが…

(2018/10/18記)

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