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ちょっぴり針路に迷っている

昨日の投稿でなんと連続444日だそうだ。
400日の時は何日か前からカウントしていたが、444日は完全に忘れていた。

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4・4・4。
縁起の悪い数字といわれ、何かと忌み嫌われる「4」だけど、ずらり三つも並ぶとウキウキしたイメージになる。
ずっと見つめていると、こう見えてくる。

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読んでいただける皆さんのおかげであることは一日も忘れたことはない。
こんなつれづれなるままの駄文におつきあいいただけていることに心から感謝し、今日もまた書いていくのである。

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なんか書きづらい――正直、毎日そんな感想を抱いている。

前職はとにかく出張が多く、月の半分以上が出張だった。
数日で帰ってきては一週間出ていったりと、そんな細かいスパンで愛媛の山と全国の町を行ったり来たりしていたが、これがもうネタの宝庫だった。
移動の車中で、行く先々で変わる職場と人間関係の中で、朝食をとるカフェの中で、次々と事件が起こる。
それをエッセイにし、週に一度発行していたメルマガに「ちょこっとひとこと」と題して載せていた。

ところが今の職場は出張がそれほど多くない。
なかなか事件が起こらないのだ。

さらに。

以前のメルマガは勤務先で発行していたので、書いている自分がそこに所属しているということも当然知れている。
出張先で直接顔を合わせたお客様にはどんなヤツかまでバレていたり。
どこの誰が書いたエッセイなのか、明らかだったのだ。

逆に今、自分の素性は知れていない。
プラットフォームも職場とは無関係の、noteという自由な場だ。
なら今の方が書きやすいだろうと思うのだが、今のところ書きにくい。
ここまでなら大丈夫?と自ら線引きして書くのに慣れないのかもしれない。
前職のメルマガが奔放に書けていたのは、逆に制約が明確で、そんな小さな世界で書いていたかららしい。

平穏な大海に漕ぎだして、ちょっぴり針路に迷っている。

(2021/5/5記)

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