見出し画像

アラレが降った早朝のことしか覚えていない日


また一日寝込んでしまった。


気圧のせいにも生理前のせいにもできる。


わかっている、怠惰であると。


朝は少しだけ記憶がある。

彼と目覚めた朝は寒く曇天に覆われていた。


駅まで見送って、行ってらっしゃいの数歩先で

振り向いて手を仰ぎあう。


そこから自宅へ帰る途中、あられが降ってきた。


そして一日の記憶は落ち、日付を跨いだ夜中1時。


何もする気が起きない。そしてまた生きてる実感もない。


とりあえず何か胃にぶちこまなくてはと

目の前のコンビニに行くことを決意。


24時間あいてるスーパーもあるけど

徒歩10分。


その徒歩10分すら1時間に感じてしまいそうな

このからだのしんどさよ。


何に取りつかれているのだか。


10分の差でスーパーのほうが安価で健康的な

野菜やらなにやら、しかもボリューミーをも手に入るとわかっていても


目の前のコンビニに負けてしまう。



お金もないくせにコンビニに頼ってしまう。


買いすぎることはないが毎回この金額になるなら

スーパーでどのくらい買えただろうと計算してしまう悪循環。


彼か母親に会うとき以外は完全に引きこもりになってしまっている。


録画している番組も、そもそもテレビをつける気力が

わいて出てこない為に定期的に削除してしまっている。


どんなに惰性でもここに書き記しておくだけで

個人的には生きてる実感になっている。


少しだけ救われ始めている。


相も変わらず今回も内容に脈絡はない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?