「風時代Vn2024」開発のキックオフ
これから、「風時代Vn2024」の開発を進めていくのですが、
これまでの経緯として、下図を作成しました。
私のヴァイオリン製作は、
自分が演奏に使いたいと思えるVnが
高額で手に入らない、から始まり、
2012年は、有名なストラディバリのクレモネーゼをモデルを製作。
当たり前に、思ったような音にはならなかったし、
とにかく、演奏上達が遅いのがショックでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1714398554680-v2AUuRlNyy.jpg)
完成後、2018年まで改良を続けて、音はなんとかなったけど、
スチール弦のE線の音が耳にきつくなってきて、
もっと優しい音を求めてプレーンガット弦に取り組み始めました。
ちょうどその頃、
「演奏上達が速いのは子供の時」ということに気付き、
上達できないのは、大人と子供の体の使い方の違いと、
標準Vnのサイズが原因なのではと思ったのです。
顎当てからの音、振動が脳に与える影響も大きかったです。
でもサイズも問題だったのです。
そして、たどり着いたのが、「風時代Vn2022」です。
現在、私の演奏にはこのVnで十分満足なのですが、
すでに、見えている問題点に加えて、
試したいこともいくつかあり、
合奏をさせて、どんな音になるかとか、
もう少し小さくしたら、上達効率が上がるかもとか。
そして、世の中の人に、自分が頑張って研究した技術を
知ってほしいという欲もあります。
そこで、新たに「風時代Vn2024」を開発して、
技術的なことを公開しながら進めることで
風時代Vnにもっと興味をもってもらうことに
取り組むことにしました。
また、同時に資金的な都合を考えて、
「風時代Vn2024」を購入したい人も募集します。
代金は完成後で結構です。
どんな風に考えられて作られているのかを知ることで
安心感を持ってもらえれば、と思っています。
では、キックオフです。
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