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顎当てが伝える、あなたの演奏の真実

 4/20の器楽合奏講座を乗り越えた時の爪痕は大きく、
顎当てに顎をのせて、押さえつけているか、ひっかけているか
この違いで、ヴァイオリンの音が大きく変化することに
気が付いてしまった。
 
気が付いたら、対策せんとあかん。
 
そして、今週頑張って、なんとか、形まではできた。
左が現行、右の白い方が新しいVer5の顎当て。
さて、何が変わったでしょうか?


正解は、 簡単にいうと、
 
(1) 顎を引っ掛けやすくするために高さを2mm上げて、
(2) 脳に伝わる振動を減らしやすくするために、
 クッション性を加減しやすいデザインにしました。
 

簡単そうに見えるかもしれないけど、
顎当てを作るのって、苦労するんですよ。 

4/22は、こんな木の塊だったものを、

図面を作って、切り出して、断面図から等高線を作って、

図面通りにアーチを削り出し、

内側をくり抜いて、


クッション機構と、紐を結ぶ形を作り出す。


ここまで、の作業に4日かかっている。
この後、さらにニスの塗装、
顎からの音を心地よくするためのクッションシートの貼り付けとあり、
やはり、製作に1週間は必要になる。
 
これに、取り付け用の特殊な紐(約1000円)と
ピンセット(約1800円)を付けて、
税込み48000円は、そんなに高くない。
と思うのだけど、、、。
 
 
今回は、誰のためでもない私のために作っているが、
講座で興味を持ってくれた方もいたので、
高さの違いというバリエーションが
用意できているとなにかと都合がいいと思い、
頑張っています。
 
サンプルとして、5/1(水)のお試し会には、
この顎当てを取り付けて、新旧両方を持参します。

 


 
一般的な顎当てを使っていた昔の私は、
脳を誤動作させられ、
 
本当は、下手なのに、気が付けなかった。

「上手だよー、よく頑張ったねー」という、
偽りの感覚を受け取っていた。

10年間、毎週、音楽教室に通って、
結果として、バッハのG線上のアリアを
ぎりぎりこなしているだなんて、
おかしいよね。

私は、子どものころからエレキギターをやっていて、
インヴェイマルムスティーンを目標に練習していたので、
速弾きもかなり得意な方だった。
ところが、ヴァイオリンだと
G線上のアリアが限界なんだ。

だから、余計に変だと思った。
同じ弦楽器なのに、何が違うのか。

気付いたのが2018年、
ヴァイオリンは、顎当て経由で
頭蓋骨に直接振動が伝わっている。

問題は、ここにあったのです。



真実に気がつけていないことが
他人や、知識者のいうがままに進むことが、
どれだけ危険なことなのか、
 
今だからこそ、伝わるのかもしれない。
 

みんな、手遅れじゃない。
この顎当てを試してみるだけで、
自分の本当の実力が理解できるのです。
 

 この顎当ては、あなたの演奏の真実を伝えます。

そして、一度使えば、元の顎当てに戻れる人は、
そうはいないはず。
 
なぜって、使い心地も、聴き心地も
とっても良いですから。
 







#ヴァイオリン
#バイオリン
#ヴィオラ
#ビオラ
 


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