見出し画像

起業奮闘記その2 (スイスでワイン造ってるの? #21)

なんとか仕入れ先は見つけることができました。(仕入れ先開拓の旅はこちら
今回は日本に戻って会社設立の奮闘記です。

自分でやれよ

会社設立といえば登記。
登記といえば司法書士ということで高校・大学時代の先輩で司法書士をされている方を訪問しました。

ぼく「この度勤めていた会社をやめてスイスワインの輸入商社を興そうと思っています。会社の登記やっていただけますか?
内心、「おお、そうか! 俺に任せとけ、安くやったる!」という言葉を期待していましたが、
先輩「自分でやれよ、俺に頼んだら高いで〜
ぼく「えーっ!
予想と期待を裏切り、バッサリやられてしまいました・・・

仕方がないのでネットで安く登記のお手伝いをしてくれる会社を見つけて、なんとか自力で必要書類を準備して法務局へ行き、無事登記完了しました。
なかなかこんな場所に来ることないので記念にパチリ(写真下)

画像1

捨てる神あれば拾う神あり!

司法書士の先輩にはバッサリ切り捨てられたのですが、起業の挨拶に公認会計士をされている高校時代の先輩(司法書士の先輩と同期)を訪ねたところ、「経理の面倒みたるわ!顧問料は利益が出てからでエエで」とおっしゃってくれるではありませんか。
なんて良い先輩でしょう!水泳部なのに夏場はほとんど練習に来ず、冬場の陸トレしか来ないヘンテコりんな先輩でしたが感謝感激雨あられ〜

とんち問答?

登記も済み、経理の面倒を見てくれる人も見つかり、いよいよ次はお酒の輸入・販売をするための免許取得です。
ここに思わぬ落とし穴がありました。

免許申請に必要な「法人口座の開設」をしようと銀行に行ったところ、

銀行員「お酒の輸入販売をする会社が法人口座開設するには「酒販免許の写し」が必要です
ぼく「免許の取得には法人口座が必要なんで、免許はまだありません
銀行員「免許がないと法人口座は開く事ができません

いやいや、だからぁ~
もう堪忍してぇな的な堂々巡り~
これじゃ一休さんもびっくりのとんち問答みたいやん。
色々なやり取りを経て最終的にはなんとか口座を開設することができ、免許*(写真下)も取得することができましたが、危うく無限ループにはまるところでした。

画像2

いよいよ次回は起業奮闘記最終回です。初回輸入時の苦労話を綴っていきます。
お楽しみに〜!

*免許というと運転免許みたいな免許証が交付されると思っていましたが、実際は上の写真のように税務署から「免許通知書」が届くだけでした。

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス
文化を日本のみなさまへ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?