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ロックとワイン (スイスでワイン造ってるの? #41)

今では偉そうに「ジャズを聴きながらワインを飲むのが至高の時間」とジャズファンを自認しているぼくですが、若かりし頃はハードロックを聞いちゃったりなんかしてました(笑) 

ということで今回は「ロックとワイン」を綴ります。

さて、ロックとワインは合うのか? 
合わへんのとちゃうの〜(笑)

ホワイトスネイク

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MarieLopezPhotographer, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons

いきなりおどろおどろしい見出し、ワインと一番縁遠いような印象のホワイトスネイクですが、これがあるんよな〜

ホワイトスネイク」はイギリスのハードロックグループです。
多くの方がその名前くらいは知っているハードロックグループ「ディープ・パープル」のヴォーカリストだったデヴィット・カヴァーデールがリーダーをしているバンドです。

このホワイトスネイクの曲に「Wine, Women An’ Song」というご機嫌な曲があります。

https://www.youtube.com/watch?v=SynpwonL8fQ

ハードロックといえばバーボンやスコッチというイメージですが、ハードロックバンドのご本家が歌っているのですからワインとハードロックもマリアージュするのです❗️

高校生のぼくは「大人になったらワインを飲みながらこの曲を聴くのだ〜」と思っていたのですが、あろうことか未だかつてこの曲を聴きながらワインを飲んだことはありまへ〜ん(笑)
大きく反省~今度聴くで~飲むで~!

ちなみにワルツ王ヨハン・シュトラウス2世が作った曲に「Wein, Weib und Gesang (Wine, Women and Song)」というのがあります。

え?ってことは・・・
ホワイトスネイク!ぱくったんか〜 (笑)

ピンクフロイド?

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Dave Bushe - https://www.flickr.com/people/davebushe/, CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, via Wikimedia Commons

ホワイトスネイクに続いて今度はプログレ*1の大御所ピンクフロイドか〜?

いえいえ「ピンクフロイド」ではなく「ピンクフイド」です〜。

協働ワイナリー「Vinigma」(ヴィニグマ)が造るロゼワインは名付けて「Pinkfluyd」(ピンクフルイド)

英語で「ピンクの液体」を意味する「Pink Fluid」とロックバンドの「Pink Floyd」 をかけたダジャレです。

きれいなチェリーラズベリー色のこのロゼ、去年(2020年)輸入しようとしたら 生産者に「限定生産でもうあらへんで〜」と言われて涙を飲みました。
今年こそはと思い、思いっきり早いタイミングで頼んだものの「スイスのお客さんに出さなあかんから、日本には114本しかまわされへんわ〜」やて…

ヴァレンティン(Vinigmaの社長)殺生だっせ〜

ピンクフロイドと言えばプロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーが入場する時に流れる曲がピンクフロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」*2でしたね〜。
会場が暗転してこの曲がかかるとドキドキしたことを思い出しました。

ヴァレンティンに地獄突き❗️(冗談やで〜)

*1 プログレ:プログレッシブ・ロックの略で、ロックにクラッシックやジャズ、フォークを取り入れた前衛的なロックのことをいいます。イエスやELPもプログレに分類されていますね。

*2 この曲の原題は「One of These Days」です。昔の洋楽や洋画の邦題っておもしろかったですよね〜
https://www.youtube.com/watch?v=CK_BcyKOAt4

というわけで、たった114本しか日本にお嫁入りしてこなかったピンクちゃん。

ストロベリーを思わせる甘ーい香りがふわっとしますが、見た目と違って口に含むと爽やかな酸がスッキリと喉を通り抜けていき、お料理にも合わせやすいです。

夏はロゼ!
数量限定のピンクちゃん、ぜひ飲んでみてくださいね~
https://www.vinumhelvetica.com/product-page/pkf-2020

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
www.vinumhelvetica.com


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