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まずは、酒販免許

Vol.001
イタリアワインに絞り込んでワインの販売を企てても、まずは酒販免許が必要です。
どんな種類のイタリアワインを選ぶかを思い浮かべながら、国税庁のホームページにアクセスしました。
税に関する慣れない専門用語が並ぶ。うーむ、ここから探すのか……。
おまけに読みにくい法文的なもの。もし、ファッションエディターの僕が、ライターさんから同じような調子の原稿を受け取ったら、きっと、文の構成や単語まで修正すると思います。税に関する文章も、もう少し、読みやすく、わかりやすく、記述されていればいいですね。

スクロールして辿りついた書類は、「酒類販売業免許申請書」。PDFを開けてみると、随分と枚数が多く、細かな記述です。

あるいは、酒販免許の申請を、行政書士に代行してもらうという手もありました。さらに検索、どれどれ。取得までどのくらいの日数を要し、代行手数料はいくらかを調べると、まあまあの日にちと費用がかかります。ならばやはり、「自分で申請しよう」決めました。

申請書類に慣れるため、時間をかけて読みはじめました。それでも、ところどころでつまずいてしまう。

たとえば、収支見積の記入です。まったくはじめて、ワインの販売をするにも関わらず、収支の根拠を裏付けるのは、そう簡単ではありません。「収支見込み」を計算するなかで、将来の展望に妙なプレッシャーも感じました。
もうひとつ。明らかにいまの時代とはかけ離れた、前時代的な項目内容も散見されました。それらを含め不明な点は、いよいよ、管轄の税務署に電話して確認。予想に反し、かなり丁寧な説明で、その後書類作成が俄然スピードアップ!

意表をつかれた項目は、実は、申請書類のはじめのほうにあった「店名」の記載でした。

次の「ディアリオ ヴィーノサローネ」に続きます。

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