優秀な人が陥る3つの穴〜知識と経歴が進化成長のジャマをする。型を破れ〜
こんばんは。Vinoです。
今日、彩雲を見ました。縁起が良いですね。
はじめましての方へ。
興味深い記事を見つけました。
結論から言うと、優秀な人ほど、学歴、実績、立場という3つの穴にハマってしまうということです。
まず一つ目の穴「学歴」は、仕事に求められる能力は、試験に合格するような論理的思考力、知識の習得力よりも更に高度な、直観的な判断力、智恵の習得力が求められ、「勉強が出来る」という優秀さとは全く違う次元のため、穴に落ちてしまうようです。
確かに、論理的に読み書きできる、知識を習得するというのは、仕事をする上で大前提といえます。論理的な会話が出来ないと相手に不明瞭さを与え、正しい知識がなければ、不信感も与えるでしょう。
ロジカルであるというのは、一貫性を求められます。
不思議と人は一貫性のあることに安心感を感じます。別に悪いわけではありませんが、コロコロ主張が変わると、相手に与えるインパクトが弱くなり、ビジネスという点ではデメリットといえるでしょう。
そして、ルールにのっとった正しい知識がなければ、やはり同じく顧客に対して不信感を与えてしまいます。
あれ?この前言っていたことと違わない?この人、実は、よく知らないんじゃない?なんて相手に思われたら、何かの契約をするときに躊躇されてしまいます。
しかし、それよりも仕事をする上で必要なものは、顧客の気持ちを読み取ったり、答えのない状況下における直観的な判断力とのことです。
これは、実践を通して身につけ習得する必要があります。
確かに、新人を見ていると、勉強が出来る優秀な学生だったとしても信じられないような間違いをします。少し考えれば分かるはずなのに、その間違い方に驚かされます。そもそも考えていないか、想像力が足りていないからだと思うのですが、、、
2つ目の落とし穴「実績」は、山の中腹を頂上と勘違いしてしまうことから起きてきます。
出した実績は、まだ山の中腹なのに、そこで無意識の慢心が生まれてしまい、成長が止まってしまう為に落ちてしまうようです。
これも、確かに分かる気がしました。
「下段者、上段者の力が分からない」という言葉が載っていましたが、
仕事の世界にはもっと上があるのに、実績が視界を曇らせ、深い視点へ発展させるチャンスに気付けなくなってしまうようです。
仕事以外でも、0→10の成長度は、とても分かりやすいですね。
でも、10→→→→11だと、大変さは変わらなかったとしても、成長の実感は慣れている分、薄くなります。こういうとき、モチベーションを保つには、成長の実感以外のものを探す時なのかなと思いました。
最後の穴は、「立場」です。
この立場は、今までの社会的な地位や、肩書などを指し、過去の自分の立場に縛られて、今の立場に自分を合わせられない、変えられないことから、穴に陥ってしまうようです。
特に、過去に大きな評価を受けてきた方ほど、新しい自分への脱皮方法が分からなくなってしまい、過去の成功体験が、新しい自分に生まれ変わる時の足枷となってしまうのです。
この3つ目の穴で興味深いと感じた箇所をそのまま引用します。
わたしは、今まで、役職定年を迎えた方は、昔の習慣で指図したり横柄な感じになっているのだと思ってきました。
でも、そうではなくて、単に、新たな立場に合わせて自分の意識を変えられないという問題が起きていたとは、目からウロコでした。
つまり、習慣だから仕方ないね、ではなく、自身の人間力が培われてこなかったことが露呈してしまった結果といえます。
今までの自分を捨て、プライドを捨て、新しく生まれ変わることは、なかなか難しいです。たとえ、そのプライドが虚像だったとしても長年自分を守ってきたものに変わりはありません。
でも、わたしたちの身体の細胞は、常に死んで生まれ変わっているのだと思うと、死と再生は、本来、人間に備わった当たり前の状態といえます。
人間、最後の日を迎えるまで進化成長を求められるということなのです。
もちろん、リタイヤして何もせずノンビリ暮らすのもアリだと思います。
でも、何かしら生きがいを持った方が絶対に毎日が楽しいです。
成長をやめてしまうと、無気力に襲われ、死ねないから生きてるみたいな状態になってしまうような気がします。
ちなみに、この3つの穴に陥ってしまった時の脱出方法は、この記事に載っていた本に書かれているようです。ご興味ある方は、是非。
わたしも積読が減ったら買ってみようと思います。
進化成長は楽しいこと。成長する喜びを思い出そう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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