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テストで学年1位を取る方法

テストで学年1位を取る方法って何でしょうか?

私自身、常に学年1位だったとは言いませんが、小学校から大学まで学年1位に近い位置は常にキープしていたと思います。

普通の人よりはまじめに勉強していたと思いますし、記憶力も普通の人よりはあったと思います。ただ、特別に頭がよかったとか、何か飛びぬけた能力があったわけではなかったと思います。

思い返すと学年1位を取る秘訣は、私の中では一つだけでした。

「常に余裕をもってやる」

  • 定期試験を本格的に勉強を始めるタイミングは普通の人より1~2週間早い。

  • テスト前日にはあまりやることがない状態になっていて、人に教える余裕がある

  • テスト前日には、普通の人がやらないであろう周辺知識や雑学レベルのことをなどを勉強している。

  • テストは10分以上前には完答して見直し時間を長くする。

だいたいテスト2日前には、本番で100点を狙えるレベルのテストであれば、90点以上は取れるレベルには仕上げていたと思います。そうすることで、余裕が生まれ、視野も広くなり、こういうところも試験に出るかもと考える余裕が生まれ、テスト前日にはあまり人がやらないような、ニッチな箇所を勉強していたと思います。(このあたりでクラス3~5番目レベルと1番目レベルの差が付きます)

勉強方法は、小テストや過去問や先生の性格から、ある程度のテストの最終系を予測して、先に演習を行ってから、教科書やノートの復習に戻っていました。指定の問題集があれば、分からない所があっても、とりあえずテスト範囲分は全部やって、テスト範囲全体の量や傾向を掴んでいました。

勉強のスケジュールは以下の図の感じです。
https://viewer.edrawsoft.com/public/s/85159478186223

  • case1が学年平均点レベル、case2が学年トップレベルのイメージです。

  • 仮に途中でテストを受けた場合の想定点数は赤字で書いています

繰り返し演習を行うことで、単純に教科書を覚えるより、本番のテストで点数は取りやすくなります。テスト範囲の全体像を早くつかむことで、重要なポイントや全体の流れも掴みやすくなり、テスト期間の勉強のペース配分も間違えません。教科書を何度も覚えるよりは、演習を何度も解くほうがテストの点数自体は上がりやすいですし、本番で全く同じ問題が出た場合は、解かなくても答えが分かるレベルに持っていけますので、時間の節約になります。その結果、テスト後の見直し時間も増えケアレスミスも少なくなります。

この習慣は仕事をするようになってからも役に立っています。仕事は常に100点のoutputを求められるわけではないので、期限よりだいぶ前に、自分が60点だと思うレベルの成果で一度共有します。その時点で問題なければ、それで仕事は終わりで余計な仕事をしなくて済みますし、ダメだった場合も何がダメなのかをレビューした上で期限内に何度か提出し直せば問題ありません。このプロセスを踏むことで、自分の仕事の進捗が自然に周りに伝わり、安心感が生まれますし、期限の時点で相手の求めていると違う状態になるリスクも減らせます。この習慣を続けていると、仕事が早い人だと思われて、いちいち仕事に期限を切られることが少なくなり、さらに余裕が生まれます。

ちなみに、当時は意識していなかったですが、テスト期間中に自然とPDCAサイクルを回せていたのではないかと思っています。

P: テスト勉強の計画をたてる(テスト範囲のチェック、過去問、小テストなどの分析)
D:演習をやる
C:演習の結果で自分の理解度をチェックする
A:教科書に戻り、足りない部分を勉強する
(100点になるまで繰り返し)

PDCAサイクルの習慣は社会人ではなく、小学生で教えるべきだと思いました。

(ちなみに図も、最初に1分で書くと決めて、60点でもいいから、とにかく終わらせるという気持ちで書いています。)


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