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「VIEWMOREとわたし」 EP.2 ノダさんともんさんとにいちゃん

VIEWMOREのギターのゲンキです。

VIEWMOREが始まってから1年以上がたった。この記事を書いている時点(2023年11月)で、年内のライブも残すところわずか。

今回は2022年のバンドの立ち上げから、年末におこなった初ライブまでのことを、5つのエピソードにそって、わたしの目線で書いてる。

タイトルはズバリ「VIEWMOREとわたし」
今回は全5回のエピソード2。よろしく。


EP.2 ノダさんともんさんとにいちゃん

富士山とカラオケ

今もそうなのだけれどVIEWMOREの飲み会候補地といえば「富士山」だ。ホームスイートホームフジヤマ(最近では「天壇」もヘビロテ!!!!)

初回の顔合わせメンバーはノダさん、にいちゃん、そして、そこにいたのはもんさん、、、ではないとあるドラマー(多分、札幌でライブハウスに通っていた人なら誰でもわかる方)だった。LINEを見直すと「2022年8月17日」のこと。わたしがノダさんから「バンドやらん?」の連絡を受けた(詳細は前回記事)1〜2週間後の話。わたし達は「富士山」に集合した。にいちゃんとは初対面(と、そのときは思っていた)、ドラマーの方はわたしの方がライブを見たことがあり、一方的に知っているという感じ。適度な緊張感を感じながら、飲み会が始まった。

この時点ではメンバーが確定していないという状況で、まずは世間話をしたりしつつ、そのあとノダさんからイメージするバンド像やコンセプトについての話を聴いた。わたしも全部を汲み取れているわけではないのかもしれないけれど、わたしはこの話が好きで、今もよくノダさんとこのテーマについて話をする。

「バンドをやる意味」や「視点をどこに置くのか」ということ。こういうことって、なんとなく後回しにされることも多いのだけれど、わたしは大切だと思う。それこそ30代も後半に差し掛かって「新しいバンドを始める」というのは、それだけの時間を取り分けるという意味でコストがかかるし、一種のチャレンジといえる。

わたしがノダさんの話を聴いていて、感銘を受けたことの一つに「シーン」に目が向いていることがある。たとえば「まだライブハウスに馴染みがない層とどのように接点を作るのか」という話。ここに、はっきりとした課題意識があり、今のVIEWMOREの活動の指針になっている。・・・というような堅苦しい話だけではなく、楽しいくだらない話もいっぱいしたのでご安心を。

富士山の飲み会の後は、その場のテンションでカラオケに行った。狸小路一丁目のファミマで「緑茶割り」を購入し、スリラーカラオケに行った(はず。ここらへんの記憶は曖昧)ここ数年カラオケに行く機会が減っていたが、バンドを再開してからの一年で、なんやかんやカラオケにいく機会が増えた。バンドの再開と、カラオケに行く頻度がどれくらい関連するのかは分からないが、これはこれで「音楽の楽しみ方」としては大正解のはず。もし機会があれば、みなさんもVIEWMOREとカラオケ一緒に行きましょう。控えめに行って、めっちゃ楽しいです(ライブより盛り上がることうけあい)
その時のカラオケの詳細は、覚えていない部分も多いのだけれど、後日わたしがLINEに投稿したメッセージだけ参考に共有しておく。

「あのカラオケ以来、ラルクのフラワーが頭の中でループし続けているんですが、どうにかなりますか」
どうやら楽しそうですね。

後日、改めてその時のドラム候補の方からは、現状のバンド活動と生活の忙しさを踏まえ、ノダさんに丁寧なお断りの連絡が入ったようだ。これがわたしのVIEWMOREメンバー候補との初顔合わせの日のエピソード。

ノダさんともんさんとにいちゃん

ベースのノダさんとの馴れ初めは前回の記事に書いた。以降も、よくバンドや音楽の話、恋の相談に乗ってもらったりとお世話になっている。

ドラムのもんさんにはノダさんから声がかかり「まずは手伝うよ」ってことで、来てくれた。ピグスティのスタジオで挨拶をした。これまでお互い顔は知っていたけれど、じっくり会話をするという機会はなかった。お互い探り探りの距離感から始まった。ただしスタジオでの練習を重ね、富士山とカラオケを重ねるごとに、関係性はなかなかのスピードで構築できた(と、わたしは思っている)
練習やライブの時、自分がミスることが多いのだけれど「まぁバレてないかな」と思いながらコッソリ周囲を見渡すと、ほぼ100%に近い確率でもんさんと目が合う。それも「ニヤニヤ」している。この男にはバレているのだ。こういうやり取りは心地良い。イジってネタにしてくれるところも、ありがたい限り。言っても先輩ばかりの状況でギターを弾くわけだけれど、いい感じに肩の力を抜いてくれたと感じる。
VIEWMOREのライブを見た方はわかると思うけれど、まぁハチャメチャなところもある。それでも、もんさんのビートに乗っている限りは、ライブ中に迷子にならずに済むという安心感がわたしを支えてくれている。

ボーカルのにいちゃんとは「札幌住みの独身同士」ということで仲良くさせてもらっている。最近では、よくケンカをするくらい。VIEWMOREのライブでも写真を撮ってくれるマヤさんからは「二人は付き合ってるの?」と言われるくらい。
にいちゃんとは富士山での顔合わせが初対面だと思ってずっと話をしていたんだけれど、とある瞬間に、実は過去に運命がクロスしていたことが判明する。

何年前かのイベントでの写真↓

まさかこの二人が数年後に一緒のステージに上がることになるとは、誰も想像しなかったこと。当時、にんちゃんと何か会話したのか、、、とかも正直記憶にもない。ただ、何かのめぐり合わせで、一緒にバンドをやっていることが今でも不思議でおもろい。

ノダさんともんさんは「DEAD FISH BOYS」で長年バンドをやって来た仲。
ノダさんとにいちゃんは昔からの友達。
のださんともんさんとにいちゃんという信頼関係が前提にあるからこそ、時にはハッキリとした意見交換がされ、スピード感が生まれる。これってすげーなと思ってる。

名もなきVIEWMOREの誕生

というわけで、ここに未だ名もなき『VIEWMORE』が誕生した。

ボーカル→にいちゃん
ベース→ノダさん
ドラム→もんさん
ギータ→ゲンキ

徐々に、わたしの生活リズムの中に「スタジオに入る」というルーティンが復活し、メンバーとライブやミーティングと称した飲み会に出かけることが多くなった。

連絡用にVIEWMOREのグループLINEがあるのだけれど、これまた結構な頻度で更新があるので、気づくと数十件未読のメッセージがたまっていたりする。内容は業務的な連絡やバンドや音楽以外のことも多く、最近刺激を受けたことの共有だったりもする。いい意味でVIEWMOREが生活の一部になって来た。

新しい刺激を受けながら、これまで一人ひとりが受けてきた影響や経験や個性を活かし、ノダさんのイメージやコンセプトを軸に形にする作業。これが初期VIEWMORE(コンスというギターリストを加えた今も現在進行形)の形かな、、、と、この記事を書きながら考えた。

2022年10月のストーリーより

第2回はこんな感じ。
次回もよろしく。

VIEWMORE ゲンキ

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