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結婚したら専業主婦が当たり前だった世代にわざわざ働いた理由

お金に余裕があったら働きますか?働きませんか?

一生働かなくても、困らないほどにお金があるとしたら、あなたは働きますか?働きませんか?
の問いには、意外にも働く。と答える人が多いのだとか・・・
私は、結婚を機に退職し、専業主婦でした。
それが当たり前の時代にいて、暮らして行けたので、それは幸せなことなんだろう。と思います。
でも、私は、上の子が幼稚園に入る頃、営業という仕事をすることになります。
営業なんてできれば一生したくない。と思っていた仕事のジャンルで。
しかも下の子はまだ1歳未満。保育園に預けることもできません。

民間の保育園を掛け持ちで預けながらでも、仕事をすることを選びました。

なぜ、働いたのか?

子育てに悩んでいたからです。
上の子とコミュニケーションがうまく取れない。
想像していたような育児が何1つできない。
自分には子育てはできない。辛い・・・・
と思い悩む日々でした。
内観するに従って、私は、我が子とだけでなく、人と、ちゃんと向き合って生きてこなかったんだ。
ということを知ることになりました。
・自分に自信がない。
・自分が親じゃなかったら、この子たちはもっと幸せなのに
・いい子育てってなんだ?
・他の人はうまく子育てできているのに、なんで私はできないの?

とやばい思考回路にハマっていました。


どんな子供に育って欲しいの?

と聞かれた時。
毎日が楽しい!自分でよかった!と思いながら
好きなことを思い切りやってくれる子。
自立した子。
と言った時。
あれ?私は???
となり。

私がそうじゃなかったら、無理だ〜と。
仕事をすることで、自分が変わるならやってみよう。

ということで始まりました。

葛藤の連続

そこからは葛藤の連続です
・子供を預けてまでやること?
・家事やる時間ない!
・家が汚い
・子供と遊ぶ時間が減ったけど大丈夫なのかな
・子どものことちゃんとみてあげてない
・自分がやらなきゃで押し切って仕事を始めた以上、夫には泣き言を言えない
・本当は私が一番子供と一緒にいたい

そんな気持ちが溢れてくる日々。
それでも、お互いに自立ができる日を夢見てやり続けました。

気づいたこと

・子供が寂しいと感じるのは、一緒にいる時間ではなく、一緒にいる時の気持ちの密度の差だった
・子供は、自分が思うよりずっと、対応能力に長けていた
・少し離れることで、子供を思う気持ちがどんどん濃くなった
・私の問題と子供たちの問題を混同しなくなった
・ハグが増えた
・それでも、やはり、寂しい思いもしたんだろうな。人に寄り添う優しい子になっていった
・夫と向き合ってこなかったことを感じた

専業主婦からのワーママって結構ハードル高いかも

元々仕事を持っていた人は復帰、という道を辿るでしょう。
最初から保育園に預けるつもりだったのなら、パートナーもそれなりの協力や、心算があるでしょう。
でも、一度専業主婦で、家のことは全部やります体になっていると。
まず、なんで????と言われます。
そして、
ネットワークビジネスならほぼ反対されるでしょう。
自分で学んだもので教室を開く。というのも、やったことのないものに対しては、反対されることも多いですね。
私は、まず、反対されました。

訪問販売の営業からのインストラクターですから。
本当に、普通に会社にいけていたら、どんなに楽だったか。と思うこともありますよ。
夫婦会議は必要になるので、エネルギーは使います。がここでちゃんと向き合うことができて、今があるのなら、あの時ちゃんと向き合っていてよかった。と思うのです。

夫の意識

大体、専業主婦出身から仕事をしても、夫からは、中途半端に仕事をしていると見られ、
どうせパートでしょ?的な。
(そんなこと言われたらムカつきますが)
ただ、我が家の場合、向き合ったのがよかったのか?
私の稼ぎが多い時も、少ない時も、
私を1人の働く女性として見ていてくれたことは、とても感謝しているところです。
私は、自分の成長のために仕事を選びました。
そしてそれから20年以上たち。
思っていたように子供たちも自立をし、
みんなで笑って暮らしている。

コロナ禍で、夫の家事能力は上がり、
家庭内、男女共同参画は、いい感じに仕上がってきているのではないか?と思います。

目的と手段

目的と手段を間違えないようにしたいよね。
と、家族で話すことがあります。
わたしの場合。
目的は
自分の成長・自分と子どもの精神的自立・自己肯定感を育む

手段が
仕事をする・仕事の中でも友達とも、家族とも、ちゃんと人と向き合う
でした。




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