自然と共に、踊るように暮らす。心地良く喜び溢れるhula style lifeのススメ
美しいフラダンサー、サキさん・ミユウさんのhula lifeをご紹介した4回の特集は、とてもたくさんのご好評を頂きました。
心地良さそうに自然と対話をしながら踊り、日々を暮らす彼女たち。
でも実際にフラを習おうと思うと、ちょっと敷居が高い・・・そんなことを感じる方も多いのではないでしょうか。
viehula!でも何回か取り上げてきましたが、hulaは踊りだけでなく祈りであり、暮らしであり、自然と響き合いながら生きる生き方そのもの。
新しい生活様式で何かができなくなることばかりに囚われずに、hulaのエッセンスを暮らしの中に取り入れるだけで、なんだか毎日ご機嫌に過ごせるようになる嬉しい効果が訪れるはず。
すぐにできる実践的なhula styleをいくつかご紹介いたします。
1、まずは自然に触れにいこう。チェアリング、知っていますか?
今からの季節は自然の中で過ごすのにとっても気持ちのいい季節。身近な公園に行くことから、ちょっと遠出して山や川、海にも出かけてみませんか。
キャンプや山登りとなると、ちょっと頑張らなければいけない感じがして苦手・・・。そういう方にぜひオススメなのが、「チェアリング」。
初めて聞く言葉かもしれませんが、名前の通り「椅子に座る」だけのこと。
え?たったそれだけ?
そう思うかもしれませんが、想像以上の心地良さにびっくりするはずです。騙されたと思ってまずはやってみることがオススメ。
アウトドア用の折り畳み椅子と、お気に入りの本やお菓子を持って海へ出発!お気に入りの眺めのポイントを見つけたら、ただそこに椅子を置いて座って、ぼ~~~~~っとするだけ。
スマホは禁止です。そして、できれば裸足になりましょう。UVはしっかり塗って、でも帽子はかぶらない方が解放感を味わえます。
そしてただただ波の音を聞きながら、風を感じながら、太陽の傾き加減を味わいながら、本を読んだり好きなスイーツや飲み物を飲んで過ごします。椅子の座り心地にもこだわるとさらに良し。目線も高くて足も伸ばせるので快適です。
試してみたら、とにかくもう、時間を忘れるくらい気持ちいい!
太陽の威力が少し弱まる14時くらいからがオススメ。気が付いたら夕日、海と空のダイナミックなサンセットまで見れることも。
日ごろいかに忙しく自然の時の流れを感じずに過ごしているかが良く分かります。太陽の光を適度に浴びるため、脳をリフレッシュする効果もあるので、疲れた週末こそ試してみたいのがチェアリングです。
2、ハワイの音楽とハワイ語のリズムを身体に入れよう
夏になるとカフェや街中でも流れているハワイアンミュージック。リラックスもできて、心地良いものが多いですよね。
ハワイアンミュージックも様々なものがありますが、viehula!がオススメなのはハワイ語でフラと関わりの深いミュージシャンが謳うハワイアンミュージック。
文字を持たない時代、ハワイ語にはマナ(気・魂)が宿ると信じられ、大切に語り継がれてきました。意味がわからなくても、音の持つ響き・力が身体の中に入ってくると不思議と大自然の中にいるような安らぎと覚醒する感じを味わえます。
またハワイ語はオーストロネシア語と呼ばれる台湾から南太平洋一体の言語グループに属していて、古くは日本語にも影響を与えたとする説もあります。母音が強く簡潔で美しい自然をあらわす表現の多いハワイ語には、自然と共に生きていたころのわたしたちの感覚をどこか呼び覚ますような響きがあります。
viehula!おすすめの歌手を今回は二人、ご紹介します。
まずはハワイミュージック界の頂点を極めたとも言われ、自身がフラの師・クムフラでもあるケアリイ・レイシェル。フラの詠唱(チャント)も取り入れた曲もあり、自身のハーラウ(フラスタジオ)はミスアロハも輩出するフラ業界の名門。
彼の歌を聞いているとそのアロハに包まれるような気持ちになり、心が穏やかになっていくのが感じられます。
■ケアリイ・レイシェル(Keali‘i Reichel)
ハワイ、マウイ島出身、在住。17歳からチャント(詠唱)を独学で学び始め、19才で自身のフラ団体(halau)を結成。
1995年、デビュー作『カワイプナヘレ』が当時チャートのトップにいたマドンナを抜いてNO.1を獲得、彼の次の作品がリリースするまで首位をキープし、ハワイの音楽史上過去最高のセールス記録を樹立。その年のハワイ版のグラミー賞にあたるナ・ホク・アワードでアルバム・オブ・ザ・イヤー他、主要5部門を受賞し、またホノルル・アドヴァタイザー紙がその年最も活躍した人におくるスター・オブ・ジ・イヤーに輝く。(下記サイトより抜粋)
そしてもう一人が、2016年にデビューした新星ながら、2017年と2019年にグラミー賞の最優秀リージョナルルーツミュージック・アルバム賞を連続で受賞するという快挙を成し遂げたカラニ・ペア。
ハワイ島ヒロ出身・マウイ在住、ハワイ語学校を卒業し、その後も名門カメハメハスクールでハワイ文化やハワイ語を教えながら歌手デビューを果たしたカラニ・ペア。
Youtubeチャンネルでは彼の包容力のある歌声を味わうことができます。
歌唱力はもちろん、その楽曲のセンスの良さも魅力で、様々なジャンルの要素を盛り込みながらもハワイアンミュージックの独自性は残したものとなっていて、初めてでも聞きやすくかつハワイのダイナミックな自然を想起するような伸びやかさがあります。
朝起きて、外出支度をするときに毎日聞くことを1週間習慣にしてみてください。気が付くとなんだかいつもよりご機嫌に1週間過ごせたように感じたり、ふと空を見上げたり一息ついたところで、彼らの歌声が聞こえてくるように感じたり。
ハワイアンミュージックが身体に浸透して、ご機嫌力を上げる力があることを実感できるはずです。
3、陽気な南の色を取り入れよう
そして最後にオススメしたいのが、カラフルな虹のような色彩溢れる絵画やグッズを生活に取り入れること。
日本でもとても人気のあるColleen Malia Wilcox (コリーン・マリア・ウィルコックス)は、ハワイ・ホノルルを拠点に活躍しているアーティスト。
独特の色彩でハワイの美しい自然や海、生き物たちを描いています。
サーフィンやアウトドアが大好きなコリーンならではのリズムカルでパワフルなタッチは、見ているだけでハワイの色彩や生き物たちの波動が伝わってきそう。
ビーチスタイルのインテリアの彩りに絵画を飾ってみたり、フラガール達がレッスンバッグとして活用することの多いバッグなどのアイテムを入手してみたり。
モノトーンやネイビー、ブラウンなどついつい無難な色を選びがちな日常に、思い切って明るい色を取り入れてみると気分が上がるのを実感できるはず。
まずはインテリアの良く目につく場所の置物や絵画から、そしてネイルや小物、ファッションへと、ビビッドカラーを上手に活用する方法にトライしてみましょう。
明るい色は古代から魔除けにも使われてきたように、邪気を避けて明るい気を取り込む力があります。色の効能、使いこなしてみたいですよね。
いかがでしたでしょうか。毎日のちょっとしたところに取り入れるプチhula style。ちょっとしたことですが、驚くほどご機嫌力UPの効果を実感できるはずです。
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