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#26日本でも是非公開してほしいフランス映画がまたひとつ!・フランスのニュースから

3月23日からフランスで公開されている映画「La Brigade 」。
予告編を見て、とても興味が出てさらに調べてみました。

ストーリーは、華やかな有名レストランで、セカンド・シェフをしていたキャシー。同僚との意見や価値観の食い違いで、職場を去ります。

収入のために仕事を見つけなければいけないと、シェフ募集の案内に応募すると、そこは身寄りのない未成年の移民の若者達を受け入れる施設の食堂。

身寄りのない移民の若者たちが、成人後、フランスで生きていくためには、なんらかの資格と仕事が滞在許可証のために必用です。
彼らがキュイジニエとしての資格がとれるように、施設の食堂で彼女は料理を教え始めます。

経験も、完璧なフランス語力もないけれど、やる気だけはある若者たちと、高級レストランのシェフの座を去り、ゼロからの出発を始めるキャシーとのバトルと交流。

実話をもとに作られた映画がフランスで公開されています。

映画の予告編を見ていただくだけでも、彼女の最初の絶望とその後の奮闘ぶり、そして若者たちとの間にすこしずつ生まれる信頼関係を感じていただけると思います。

キャシーを演じた女優、オードレー・ラミー(Audrey Lamy) は、実際にレストランで5か月間修業をしたそうです。料理の基本の動作、テクニック、言葉遣い、特に、そのレストランのシェフが彼女に指示や説明をするときの表現は、そのまま映画でも使ったとのこと。

そして、レストランで働くことは、チームの一員として働くこと、とても、男社会で、厳しくて、軍隊のような現場、シェフのパッションや、様々な肌で感じたことが、すべて映画に注ぎ込まれているようです。

映画を観た人の感想です。
"Ça fait du bien, surtout en ce moment, ça donne de l’espoir à beaucoup de gens."
「とても良い気持ちにさせてくれます。特に今の時代、多くの人に希望を与えてくれます。」

映画のタイトル「La Birgade 」は、チーム、軍などの班、隊を意味します。
レストランで働く人たち(チーム)にも使われます。

映画の予告編はこちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=Jj5GyJZiB-I

主演のオードレー・ラミー(Audrey Lamy)さんのインタビュー動画です。

映画についての記事はこちらからどうぞ
https://france3-regions.francetvinfo.fr/nouvelle-aquitaine/correze/cinema-la-brigade-un-film-inspire-d-une-histoire-vraie-en-correze-2508179.html





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