音楽とTシャツ
こんばんは。マユです。
今日は動画には関係ない話題。
バンドマンらしく、バンドTシャツの話。
これはわたしのバンドT。ジャストサイズのピンク・フロイドとグレイトフル・デッドとビートルズばっかり着ちゃう。MGMTとボストンとガンズ・アンド・ローゼズ（写真にはないけど）はビッグシルエットがお気に入り。ダフト・パンクもジャスティスもレッチリもホール・アンド・オーツも持ってるし、自分が好きなミュージシャンのTシャツがあるとついつい買っちゃう。
話しかけるネタにもなる。ボストン着てたら、渋いね〜ニルヴァーナもカバーしてたね〜って話になるし、超イケてるレアなエアロスミスTシャツ着てる人に話しかけたら、最高でしょしかもこれ1200円だったんよ〜って！マニアック世間話。
今から何年前だろう、５〜６年前かな、原宿系ファッションが爆発的に人気だった頃、古着ブームも到来していた。
青文字系ファッション誌Zipperが丸々１冊古着特集を組むほどに人気だった。
学生たちはこぞって原宿や下北に通い、KINJIとかNew York Joeを筆頭に、お洒落な古着のセレクトショップで夢中でお気に入りの古着を探した。（高校生だったわたしはギャルっぽかったけど、制服に古着のカレッジパーカーとか着てた）
そんな古着ブームの時期から若者に流行り始めたのがバンドTシャツ。
今までバンドTシャツっていうとヘビメタ大好きおじさんが着てるイメージとかパンクロッカーが着てるイメージが強かったと思う。
だけどこの時期から、可愛らしい読者モデルたちがメタリカとかアイアン・メイデンみたいなバチバチのハードロックバンドのTシャツを着始めた。
超いかついイラストとフォントがフロント一面に描かれているタイプの。
そんないかついTシャツにガーリーなボトムスとドクターマーチンを合わせるのが王道だった。（たしかに超かわいかった）
ちなみに、バンドの収入源として、グッズの販売はかなりデカい。だからデザインがかっこいい。そりゃ売れるよ！みたいなイカしたデザインばっかり。
しかも古着独特のくたびれた感じがマッチしてかなり良い。だからなのかこの頃からバンドTシャツは若者から愛されるファッションアイテムの１つになった。
超レアなツアーTはものすごく強気な値段で売られているし、かと思えばこんな安くていいの！って思うほどの破格なこともあり、中古のレコードと一緒でディグるのが楽しい。
それに今や古着屋じゃなくても、色々なブランドがミュージシャンコラボのTシャツを出している。しかもちゃんとくたびれた感出してるやつもある。デザインが気に入っちゃえば買いだね。
個人的な話、バンドTを買う基準として、そのミュージシャンを知っているか、とか、好きかどうか、とかそういうことを考えてから買ってしまう。
音楽とファッションってすごく密接な関係にあると思う。着てる服でだいたいどんな音楽が好きそうなのかわかったりするでしょ？
でも最近はどうやら違うらしい。
この原宿系の古着ブームにより、その判断がちょっと難しくなった。
極端な例だと”メタリカ”をファッションブランドだと思って着てる若者がいるって。
TV番組でバンドTシャツを着ている人にそのバンドを知っているかってインタビューしたら知らない人のほうが多かった記憶があるし。
ニルヴァーナって書いてあるけど写真はハンソンのTシャツもあるし。（欲しい）
そりゃかっこいいから着たい気持ちはわかるし、個人の自由だけど、なんだかもったいない気持ちになる。
知らないなら着るな！とは思ったことはもちろんないけれど、新しい音楽に出会えるいいチャンス！って思っている。
しかもサブスクが主流になってきていて、YouTubeもあって、超手軽に音楽が聴ける今の時代に！どうせ着るなら聴いてみよう〜！
とにかく超お気に入りのデザインのバンドTを見つけたのなら、着るついでにそのバンドの曲も聴いてみたら楽しいんじゃないかなって。
ああこんなかっこいいバンドが1970年代にいたのか、とかああわたしはこんなに激しいバンドのTシャツ着てたのか、とかうわ〜こんなかっこいいTシャツなのに曲はだせえな、とか思うことはなんでもいいんだけど、一回聴いてみたらきっと楽しい。
大好きなバンドに出会えるかもしれないしね。
逆に音楽がめっちゃイケてるのにTシャツがクソダサいことだってある。面白いんだから。
ついでに動画チームっぽい話をしておくと、今も名が知られてるレジェンド的ロックスターたちの音楽とTシャツは死ぬほどイケてるのに、ミュージックビデオはダサい事が多い。
何年先にも見てくれる人がいるようなかっこいいミュージックビデオ撮りたいね。
バンドTは年取っても着れるし最高のファッションアイテム。ファッションから入る音楽だって楽しい。乾杯！
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