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たまには近況報告でもしてみようかな

お久しぶりのnoteです。
最近の近況を少し書いてみようかな。

新しく始めた仕事について

ここ1ヶ月くらい、新しいことに挑戦しています。
家事代行サービスのお仕事です。
お客様の家にお邪魔して、掃除したり料理を作ったりしています。
日々鍛錬と気づきがあり、毎日が修行です。毎回反省したり落ち込んだりもあります。
でも生活を作ったり誰かをサポートすることは自分がすきだったり得意なことと直結するから、そのためだったら時には厳しいことも必要だと思っています。

これまでの人生、設計の仕事一筋で頑張ってきた私にとって初めての畑違いの仕事。そして次に働くなら自分で事業を起こしたいと考えていた私が4年前、専業主婦になるときに心に誓った「もう2度と履歴書は書かない」を覆してまで働くことにしたのはなぜなのか。

それは今年の夏、3年ぶりに実家に帰省したことがきっかけでした。
今実家の敷地内には父母、妹母娘、弟夫婦と娘の7人+犬2匹、猫1匹が住んでいます。田舎の農家なので敷地も建物も大きな家なのですが、家の中は物で溢れ住人たちは狭い空間でひっそりと生きていました。
母が父のリハビリに付き合いながら毎日全員分のご飯を作り、他の大人たちがそれを当たり前のように食べる生活。私が支度を手伝うと「あなただけよ、こうやって手伝ってくれるのは」と言いながらダイニングテーブルの上に散乱するものをずらしながら母はおかずを並べていく。食べ終わり、残ったおかずをしまおうとラップを探すとあっちからもこっちからも合計3つのラップが出てくる。

ショックでした。母は昔から健康をとても気にして丁寧に生活する人。料理も上手なんです。でも今の生活のままでは全員が不自由すぎる気がします。
もちろん思い出を大事にする気持ちは否定しません。人それぞれ価値観や大切な物が違うこともわかります。
でも、でもね

もっと断捨離して家の中を整えたら、無駄が減って今よりもずっと安全に快適に心地よく生活することができるんだよ。

ということを知ってほしい。でもみんな仕事や子育てや生きることに必死すぎてそこまで気が回らないし、気付いたとしてもどうにもできないんだと思う。
だから私がやらなきゃって思いました。
私が実家を片付けに行こうと決めました。
そのためのスキルと経験を積むために、家事代行の仕事をやろうと思ったのです。

かく言う私も昔から片付けは苦手でした。子供の頃からインテリアが好きで部屋のことばかり考えていたのに、片付けができなくて不自由な思いをしてきました。
それは大人になってからも変わらず、ずっと仕事と家事と育児で忙しい生活を送ってきたのもあるけど、そもそも片付けの仕方を知らなかったのだと思います。
それを克服しようとここ数年は整理収納アドバイザー2級を取得したり、結構短いスパンで引っ越しを繰り返してきたのでその度に断捨離を重ね、現在住んでいる家は狭いながらもとても快適で生活しやすい環境が整っています。まだ片付けが上手だとは言い難いのですが、仕事で他の家を訪れるたびに「自分の家や生活は結構ちゃんとしているんだな」と感じさせられることが多いのです。
そのような環境で生活している自分や家族の情緒やお互いの関係性は、とても穏やかで安定していると感じます。

私の持論ですが「食卓にはその家の幸福度が出る」と考えています。
家って、安心して居られる自分のための居場所でないといけない。
ご飯にしてもそう。手作りとかインスタントとか添加物とか、そんなことを言っているんじゃない。誰かのためを思って、たとえばそれが家族だったり自分のためでもいい。お腹を満たして笑顔になってくれたらいいなと気遣いながら用意された食卓は心に潤いをくれるものだと思うのです。

もうひとつ、私の願いなのですが「世界中の子どもたちが毎日ご飯を食べることができ、安心して眠ることができ、夢を抱くことができますように」と願っています。
それは大人も同じなんだけど、生きることに必死になりすぎて自分が見えなくなるようなことがないように、ちゃんと自分の人生を生きてほしい。だって、この人生の主役は自分自身なんだから。

そんなことを考えながら日々生活しているわけですが、
そういえば以前、こんな記事を書いていました。

この中で書いている

好きなことが仕事になって収入になります。
苦手なことや やりたくないことは、お金を払って得意な人にお願いします。
好きなことや得意なことで誰かの役に立ち、自分も満たされる。
苦手なことや、やりたくないことが誰かの収入になり喜びになる。
そんな やさしい世界って作れないものかな…。

という一文。そして私ができることと称して書いている

私ができることって何だろう。
誰かの家の模様替えをお手伝いしたり、
出産を終えたばかりのお母さんを助けることもできるな。
お母さんが新生児のお世話に集中できるように料理や洗濯をしてあげて
寝不足で大変なときは私が赤ちゃんを子守して
こうやって考えてみると、私ってなかなか有能♪

という文章。意識をしてはいなかったのですが、ここに書かれているようなことを具現化するためのような私の今の流れだなと少しだけ思いました。

本当の私はクリエイター

ところで私は自分のことをクリエイターだと思っています。
子供の頃からインテリアが大好きで、ものづくりが大好きで
模様替えしたりDIYを楽しんだり絵を描いたり裁縫したり
お弁当すら自分の「作品」と考えています。

それは母から受けた影響が大きいのかな。母は今でこそ物で溢れた家で必死に生きていますが、元々とても器用な人でいろんなものを作ってくれました。私が子供の頃は兄弟全員が母お手製の洋服を着ていました。
その姿を見ているためか、私も昔から裁縫をします。

そんな私が2月にオープンしたハンドメイドのお店があります。

ヘッダーの絵は大好きなイシノアサミさんに描いていただきました。
アサミさんとたくさんやり取りを重ねて作り上げ、私のわくわくする気持ちを目一杯詰め込んでくださいました。

じつはお店をずっと紹介したかったのですが何度記事を書き始めても納得できるものが書けず、停滞していました。お店自体も私自身にやりたいことがいろいろあるためにストップしたまま。

今の私は新しい仕事を始めて余裕がないため、わくわくするような創作活動もなかなかできずにいます。でも本来の自分は好奇心と発想にあふれ、やりたいこと作りたいものがたくさんあってわくわくが止まらない人間です。

今自宅に自分専用のソーイングルームを作っています。
はやく緊張ばかりの日々を脱して仕事が楽しくなり、ものづくりを楽しむ余裕が持てたらいいな。そして数ある自分の好きなことややりたいことを掛け合わせて何か形にして職業にできたらいいなと企んでおります。

そんな私の近況です。

きっかけをくれた人

今回久々にnoteを書こうと思ったのは、ずっと前に書いた記事を引用していただき嬉しかったからです。

パパちゃんノートさんがお子さんと一緒に奮闘する微笑ましい様子に仲間入りさせてもらったことで、なんだか心に潤いをもらったような気がします。

私は世間に新しい生活様式が始まったタイミングでnoteを始め、長い間毎日投稿し良くも悪くもnoteに翻弄される生活を送っていました。それは本当に楽しくて、noteにたくさんの素晴らしい経験をさせてもらいました。でもいつからか調子に乗ったり傲りの気持ちが出てきてしまい、自分自身に違和感を感じるようになっていました。自分への戒めと、執着を手放すためにnoteを離れる決意をしたのです。

それがもう1年以上も前のことなので私を覚えている方はいないかもしれません。でも今回パパちゃんノートさんに読んでいただいたことが起爆剤というか突破口となって久しぶりに書いてみようという気持ちになりました。

パパちゃんノートさん、ありがとうございます。
お子様の健やかな成長と、思いやりあふれるパパちゃんファミリーのご多幸をお祈りしております。


そして、何より自分を褒めてあげたい。
抱きしめてあげたい。
「がんばってるね」って、頭をなでなでしてあげよう。

そんな私は昔も今も、とても幸せです。
ありがとう

未来はいつも面白い!