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ボキャブラリーの壁と言語力。

最近感じたこと②

海外生活の中で感じたことを都度まとめていきたいと思います。
このシリーズはほぼ日記に近いかな。

日本人の壁

壁という表現をするのは良くないと思うのだけど、やはり感じてしまう、他言語話者との壁。
どれもベースはラテン語から来ているということもあって、特にスペイン語や英語、イタリア語などは似た単語がたくさんあります。
しかし、私は英語もたいしてできないし、他の言語のベースがない!

授業の中で同じレベルの人と授業を受けているはずなのに、いつまでたってもボキャブラリーは追いつかない。
それは、私の問題なのか(もちろん)、日本人に共通して言えるのか(英語が話せる人は別)わからないけれど、話が複雑になるほどに、端から単語の壁に直面する。
ここまで、何度となく、英語話せてたらよかったなぁとか、母国語がローマ字ベースの言語だったらよかった!!!
と、思いました。

でも、言語力は。

でも、言語の勉強をしていて、日本語を再認識することや、フランス語と比較して考えるなかで、日本語は使う単語が多いし、母国語だからそう感じるのかもしれませんが、表現力というか語学の多様性、奥深さが多言語より(フランス語と比べて)もあるのではないかと感じました。

それと同時に、以前耳にした、日本人とのハーフの子の言語力が乏しいという話を思い出しました。
2つの言語を同時にまたは、どちらかの国で習得するからこそ、どちらも表面的というか、奥深くまでは理解や表現ができないという話。

難しい問題であることは確かで、作家になるわけではないとしたら、さほど深く考える話ではないのかもしれないけれど、それは今の自分にも当てはまっていて、他言語なりの解釈を理解していくにつれて、日本語との混同が起こるときがあります。

もともとよく喋る方ではないと思うのですが、いままで何の気もせず話していた単語が出てこないだとか、自分の書いたメッセージがなんだか拙く感じたり。

そんなことを考えていると、私がフランス語の小説を読めるほどの理解ができるのはいったいいつになるのか、むしろその時は来るのかと思います。

ただ、逆に言えば、日本語を再認識することで、何気なく使っている言葉や表現を面白いと思ったり、理解が深まったりもする。

言語を学ぶことの難しさと面白さの両面を感じながら、引き続き頑張ります。


写真は全く関係ないですが、試飲させてもらったときの。マコン美味しかったです。



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