飲食店開業したい人へ向けて
独立は難しい?
居酒屋・レストランなどで働いていたりする人はいずれ自分も
「飲食店開業したいなあー。」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、コロナウイルスの影響を考えると怖くなる人もいると思います。
そんな人へ、現在の飲食店開業へ向けての準備として参考にしていただければ嬉しいです。
こんな状況でも、売上を上げている店舗とそうではない店舗で、はっきりしている部分があります。
それが、インスタグラム(SNS)による集客ができているか、できていないかです。
開業する前に考えること
ちなみに僕はと言いますと。。
25歳の時に、「居酒屋EXILE」という大きなイベントで仕事させてもらってて、
メニュー・オペレーション作成やスタッフ教育や、色々統括して仕事させてもらってました。
イベントが終了し、任期を終えると同時に起業です。
雇われ嫌いだから、好きなケータリングで独立しようと思っただけです。
趣味でケータリングをしてました。
仕事もほぼなく、人脈も少なく、SNSもあまりやってなく、
資金もほぼない状態でした。笑
運がいいことに、今までの繋がりから色々仕事もらったりしてましたけど。
こういういきなり起業はやめた方がいいので、しっかり準備してくださいね!
借金をして飲食店を開業することは、リスクが多いということです。
メニューや店作りなどの準備は後でできます。むしろ店がオープンしてから試行錯誤しても大丈夫です。
日本政策金融公庫などに借り入れをして、1000万くらいかけて、さあやるぞと。
いきなり繁盛店にするのは時間がかかるので、
知り合いも多いわけでもなく、新規のお客さんが来る見込みも少なく、借入した資金もそこまでなく、不慣れな経営でわからないことも多いでしょう。
では、今働いている段階で何をしておくのがベストなのか?
経営の勉強ですか?料理の勉強ですか?人の繋がりを作ることですか?
インスタグラムをやり、準備した上で開業する。
インスタグラムは皆さんやっていると思います。
どんなSNSかと言いますと、ライフスタイルアプリです。
国民の4人に3人がSNSを利用していて、その中でも一番利用率が高いのがインスタグラムです。
他のSNSと違いちょっと特殊で、
・友達とのコミュニケーション、新しい繋がり
・服やグルメなどライフスタイルで利用するものの検索
・商品のPR、販売
全部できます。日常に欠かせないSNSとなりました。
SNSに露出しないサービスは売れない時代です。
実際に、SNSでフォローしている人を見て何か購入(店に行く、服を買うなど)
したことある人は8割にもなるという統計データが出ています。
インスタグラムでグルメ情報を検索するのが当たり前です。
リピーターになるには、そこで働いているスタッフやシェフの人間性で決まります。
9割の人は味なんてほとんどわかっていません。
人間性や雰囲気や接客などの相乗効果で満足しているだけです。
僕は基本的に、外食する時は人重視で店を選びます。
あとは焼肉などの専門料理です。普通な店(知り合いがいない居酒屋など)は一番行きません。
なぜ店を作ってからSNSを始めるのか?
ほとんどの人が開業してからか、そのちょっと手前くらいでSNSを本格的に始めます。
それまでは友達や知り合いとのコミュニケーションツールだったのに。
「宣伝する店がないから、商品がないから、何を発信すればいいのかわからない」
みたいな理由でやりません。
まず、インスタグラムをやり、自分のファンや知り合いをたくさん作った上で、
開業した方がお客さんも途絶えずに来てくれると思いませんか?
飲食業は薄利多売なので、たくさんの人に来てもらわないといけません。
それなのに、「いい料理を作ろう・お客さんがお客さんを呼んでくれる・世間で流行りのメニューを打ち出そう・店内がお洒落だから勝手に拡散される・立地がいいから大丈夫」などと思って行動しません。
コロナウイルスの影響で立地も関係なくなりましたね。
このような状況の時に生き残れるのは、ファンをたくさん持っている人です。
他の業種でも開業前に自分のファンを作ることができていれば、どんな商品でも売れます。
逆にファンが少ない上での開業ほどリスクはありません。
ではどんなことを発信すればいいのか?
もしシェフなら、
・自分の料理の技術
・家庭向けに料理のノウハウ
・料理に対する想い
・人間性
・プライベート
・趣味
これぐらいを発信し続けることです。
自分のアカウントでファンを作った上で、開業する時に別で店のアカウントを作成した方がいいです。
詳しいインスタグラム集客方法はググればたくさん出てきますので、専門家を参考にすればいいと思います。
今は融資受けなくても、クラウドファンディングもありますし、方法はいろいろあります。
料理が美味しいのは前提で、人を持っている人が生き残る時代になりました。
潰さない飲食店経営をするためにも、自分の料理が食べたいと思われる人になりましょう!
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