【ViaVitaご挨拶】頭皮にぎゅんぎゅんに圧をかけて、仕事スイッチをオンにする。
改めましてこんにちはViaVitaです
こんにちは、木村です。
今日は、改めて私たちの写真館、ViaVitaのご紹介をしたいと思います。
ViaVitaは名古屋のフォトプロダクション「LUCKIIS」を母体とし、写真映像作品のプロたちが運営しています。いわば広告写真に求められる技術レベルで、ご家族の記念写真を撮影する写真館なのです。
私はそんなこともつゆ知らず、ふらっと求人に応募してしまいました。
なぜ雇っていただけたかは謎だったのですが、後日社長に聞くと、「電話の声がきれいだったからなんとなく。」と言っていました。母親ゆずりのよそ行き声で電話したのが功を奏しました。
ちなみに私木村は、写真についてはど素人です。唯一ただの一般人である私は、新進気鋭のクリエーター達に囲まれて、スタジオの端っこで小さくなりながら、この記事を書いております。
フォトグラファーの西川のこと
そんな私にもオアシスがあります。
ViaVitaフォトグラファーの西川知里ちゃん。大好きなんです。癒しです。
私は知里ちゃんがスタジオにいると嬉しくて、仕事中ずっと話しかけてしまいますが、適当に優しくあしらってくれます。
この日、知里ちゃんはロケ撮影に向かうための準備をしていました。
私は荷入れは手伝いません。
「うん、ほんとに気持ちだけでいいよ。落としそうだから。」と言われます。機材を触るのすら禁止されています。
撮影の時の気合いの入れ方
ある日の打ち合わせ中、休みの日の話に脱線しました。
西「っえー!休みの日かぁ。えっと。あれ?私仕事以外って何してるっけ。」
忙しすぎてあまり記憶が定かではないようです。
西「なんだろう。あ、そうだ!ヘッドスパ!ヘッドスパによく行ってる。」
私、ヘッドスパ単体では行ったことがないのですが、ヘッドスパってそんなに頻繁に行くものなのでしょうか。
西「私ふだん頭皮めっちゃ痛めつけてるからね。」
痛めつけてる?
西「なんでかっていうと、私基本ポニーテールなんだけど、ヘアゴム6本使ってるのね。」
!!!
6本!?
ほんとに大量のヘアゴムが巻き付けられている…。
西「もう皮膚ちぎれるんじゃないかってくらい、ぎゅんぎゅんに頭皮に圧をかけて、仕事スイッチをオンにするの。そうすると朝4時からの撮影でどんなに眠くても目が覚める。んで家で髪をほどくとスイッチオフになる。」
西「あと、撮影とかで急に髪くくってください、とかなる時あるでしょ。そういう時モデルさんに1本貸せる。1本貸してもまだ5本あるから。」
西「おしゃれショートヘアにも挑戦したいんだけど、頭皮に圧がかけられなくなるのが怖くてできないの。クリエイティビティに影響が出ちゃうと思うんだよね。」
と本気の目で語っていました。
やっぱり人を撮るのが一番好き
西「広告とか風景写真も好きだけど、やっぱり人を撮るのが好きだな。」
そのふたつとは何が違うの?
西「広告写真はさ、どれだけ思いを込めても、1クールが過ぎれば差し替えられちゃうじゃん。でも家族写真は撮った後も、ずっと見返してもらえるでしょ。その人の記憶に残る仕事っていうのは、フォトグラファーの醍醐味なんだよね。」
なるほどねー。
西「あと、人って感情があるじゃない。楽しかったり疲れてたり泣いてたり。その瞬間の感情を写真に収めることができると、よっしゃって思うし、そのままをね、撮りたいんだよね。」
笑ってる写真だけじゃなくてね。
西「そうそう、この時暑くて機嫌悪かったね、とかも思い出なんだよね。」
そうだね。
西「これからはもっと、人生の節目でもそうじゃない時でも、気軽に呼んでもらえるようになりたい。1回の撮影でハイ終わりじゃなくて、その人の人生の流れの中にViaVitaを入れてもらえたらいいなって思う。この前ね、以前撮影した子供たちに久しぶりに会って、その子たちが成長してるの見てさ、嬉しいやら切ないやらで胸いっぱいになっちゃって。そうやって一緒に時間の流れを感じていける写真館でありたいなって思う。」
以上ViaVitaとフォトグラファー西川のご紹介でした。これからもViaVitaどうぞよろしくお願いします。
おわり
photo&text/木村
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