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過去を振り返って、再認識する

歯に詰めていたものを流してしまったと昨日つぶやきましたが、「今までの物が合わなくなったというメッセージもあるようです」とコメントいただいて、
あ!そうか!そんなら仕方ない!
と急に元気になりました(aiさん、ありがとうございます)。
ちなみに今朝ひいたオラクルカードは「フェニックス(変容)」。

こういう時って、なんでやねーん!損した、もー!!!となって
完全には立ち直れないまま時が過ぎていくのですが、
取れた瞬間気付いて手を出したので、必要なものならキャッチしてたはずなのです。
特に感情を強く揺さぶられることほど何かの理由があると考えて、それがわかると納得して、すっきり切り替われるんですね。

数日前から何故か、youtubeの上のほうに「部屋が散らかってる人の精神状態」的な動画がしつこく上がってまして、「えーい、うるさい!」と思っていたのですが、何度も出てくるから見てみました。それが、詰め物流れちゃった翌日。
そうしたら何年も「あそこ気になるけど・・・」と思っていた箱の中身を、突然さくっと片づけることができました。

そのついでに、古い写真や手帳などを押し込んである箱を開けてみたら、派遣であちこち勤めていた会社で撮った写真が出てきました。
あ~この人いたな~とか、この上司いたな~とか、なんだか懐かしく。
部署の社員旅行?の時やら、社員食堂での飲み会やら、私が退職するときのお別れ会やら、そんな写真を見ていたら、
あら、けっこう楽しいこともあったかも・・と思いました。
本質的には会社勤めは性に合わないらしく、でもそれ以外の道をいく気概もなくて、ずっとお勤めしてきて、毎日同じところに通って同じような仕事してというルーティン(実は最も性に合わないらしい)を続けていたので、合わないことをしてきてしまったという感覚が残っていました。
でも、職場にもよるけれどそれなりに楽しんではいたなと、思い出したのでした。

肯定的に再認識するなら、過去をじっくり振り返るのも悪くないものです。

そして、2004年の新宿のイタリアンレストランでの個展。
今は無いですが、小田急ハルクのブイトーニのレストランで、イタリアの写真と花の写真を1カ月展示しました。

こちらはみんなイタリアの写真。

確か7階だったかな。眺めがいい。

「聖地ラ・ヴェルナの春」という作品
こちらの半個室的なスペースには花の写真を

初日の開店前が大変でした。
念のため最終チェックしに行ったら、レストランの湿気で写真がフレームの中でたわんでしまっていて、あわてて近くのヨドバシ(新宿でよかった)に駆け込み、写真に裏打ちするシートを買ってきて、イタリアの写真すべてに貼りました。
ある程度の大きさ以上の写真は裏打ちのシートを貼らないと、波打ってみっともないと、写真家の先生からも聞いていたのだけど、この大きさなら大丈夫とタカをくくったのが敗因。
ギャラリーなら大丈夫だったと思うけれど、レストランは調理や料理の湿気が多いのを予想できませんでした。
もう汗だっくだく作業だったけど、いい思い出です。

名前やメッセージを自由に書いてもらうためのスケッチブックも残してあって、みなさん書き込みのテンションが高い。
レストランだけに、写真とランチを目的に来てくださった方も多くて、「あの写真の下に座りました」とか、「スーツの男性が聖堂の写真の下に座ってらしたのが絵のようだった」とか、「写真を見渡しながらお茶を飲んで、いい時間を過ごした」とか、友人知人が楽しんでくださったのを思い出して、あらためて幸せな感覚になりました。

会期が終わって写真をすべてはずした時、レストランがガランと「もぬけの殻」になったのが印象的で、写真のパワーをあらためて感じたことです。

ついでにこちらは2002年の二人展。
noterさんでもあるデザイナーでフォトグラファーの友人at.kさんとイタリアの写真展を、表参道の素敵なギャラリーでやらせていただきました。

今はもうないけど、素敵なギャラリーだったー。
床はテラコッタで。
ちょうどクリスマスの時期で、リースを飾ったりしました。
ポストカードも売ったり。

準備は大変だけど、いろんな方に来ていただけて、展覧会は楽しいです。単独でやることはもう無いと思うけど、また楽しいことができたらいいなあ、と思えます。

そして、過去にさかのぼって写真を見ていたら
「ぜんぜん遊び足りない」
と思いました。
遊ぶとは、仕事じゃないことをするという意味ではなく
地球での体験、まだまだ足りない、もっと楽しめるはず!と。
特にこの数年は、洞窟にこもっているような状態だから、
そろそろ新しい動きを、と思うのです。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。